デイリーニュース

2010年01月11日
第10回東京フィルメックス・デイリーニュース

<1/11更新>new!
11/24 セミナー<映画の字幕翻訳を考える>
11/28 トークイベント「アミール・ナデリの世界」

<12/24更新>
11/26 フォーラム<国際映画祭を考える>

<12/14更新>
監督インタビュー:『2つの世界の間で』ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督
11/27 トークイベント「ルーマニア映画の現在」

投稿者 FILMeX : 20:50

2009年11月29日
『渇き』舞台挨拶・Q&A

thirst_1.jpg 11月29日、東京フィルメックスの最後を締めくくるクロージング作品『渇き』が有楽町朝日ホールで上映された。「復讐三部作」で知られる韓国の鬼才パク・チャヌク監督の新作にして、09年カンヌ国際映画祭では審査員賞を受賞するなど、注目を集めている本作。上映後に行われたQ&Aではパク監督が登壇し、映画の異様な雰囲気に興奮冷めやらぬ会場から、数多くの質問が寄せられた。

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投稿者 FILMeX : 23:00

閉会式

closing_1.jpg 11月22日に開幕し、29日に最終日を迎えた第10回東京フィルメックス。有楽町朝日ホールにて行われた閉会式では観客賞、審査員特別賞(コダックVISIONアワード)に続き最優秀賞が発表された。今年度のコンペティション10作品を審査した5人の審査員が拍手で迎えられて登壇し、林加奈子東京フィルメックスディレクター同席のもと、審査結果の発表が行われた。

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投稿者 FILMeX : 18:30

監督インタビュー:『堀川中立売』柴田剛監督

shibata_1.jpg 第10回東京フィルメックスのコンペティション作品として、11月26日に上映された『堀川中立売』。京都堀川通りと中立売通りの交差する場所で起きる不思議なストーリーだ。第5回東京フィルメックスのコンペティション参加作品である前作『おそいひと』は重度の障害を持つ男性・住田雅清さんを主演男優に起用した異色作。今作品ではカラフルでコメディ色の強い作品と新たな柴田ワールドを展開している。フィルメックスでのワールドプレミアぎりぎりまで制作を続けた本作品への思いを柴田剛監督に伺った。

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投稿者 FILMeX : 15:15

審査員会見

kaiken_1.jpg 第10回東京フィルメックスの最終日となる11月29日。閉会式に先立ち、今年のコンペティション作品の受賞発表会見が行われた。崔洋一審査委員長はじめ、ロウ・イエ監督、ジョヴァンナ・フルヴィさん、ジャン=フランソワ・ロジェさん、チェン・シャンチーさんの審査員全員が出席。今年の最優秀作品賞は、韓国のヤン・イクチュン監督作『息もできない』に送られると発表した。

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投稿者 FILMeX : 13:30

2009年11月28日
『春風沈酔の夜』Q&A

spring_1.jpg 11月28日、特別招待作品の『春風沈酔の夜』が有楽町朝日ホールにて上映された。ロウ・イエ監督は第1回東京フィルメックスにおいて、『ふたりの人魚』でグランプリを受賞。十年後の今年、審査員としてフィルメックスに戻って来た。新作『春風沈酔の夜』はホモセクシャルのカップルを中心に南京に住む5人の男女の人間関係を繊細に描いている。上映後のQ&Aでは、カンヌ国際映画祭において脚本賞を受賞し注目を集める本作品に、多くの質問が寄せられた。

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投稿者 FILMeX : 22:00

監督インタビュー:『2つの世界の間で』ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督

ijaya_1.jpg 世界中の期待を集める新鋭監督に直撃インタビュー!コンペ部門出品作『2つの世界の間で』は、ヴェネチア国際映画祭コンペ部門にも出品された話題作。本作が長編第二作となるヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督は、前作でカンヌ国際映画祭のカメラドールを受賞、世界が注目する監督の1人だ。初来日となったジャヤスンダラ監督に、これまでの歩み、作品の裏話などを語ってもらった。

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投稿者 FILMeX : 22:00

監督インタビュー:『セルアウト!』ヨ・ジュンハン監督

yeo_1.jpg 第10回東京フィルメックスのコンペティション作品『セルアウト!』は、マレーシアの大企業を舞台に、金儲け至上主義に翻弄される人々の姿を描いた才気あふれるブラック・コメディ。製作・監督・脚本・劇中歌の作詞作曲まで手掛けたヨ・ジュンハン監督にお話を伺った。

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投稿者 FILMeX : 19:27

『カルメル』Q&A

carmel_1.jpg 有楽町朝日ホールで11月28日、特別招待作品としてイスラエルのアモス・ギタイ監督最新作『カルメル』が上映された。第10回を迎える東京フィルメックスの中で、9本の作品が上映されているギタイ監督。今回の『カルメル』は監督にとって「非常に個人的な体験を、大きな歴史的出来事と結びつけようと試みた大変私的な作品」であると上映前の舞台挨拶で述べ、同作を携えて来日できたことの喜びを語った。

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投稿者 FILMeX : 19:00

トークイベント「アモス・ギタイの世界」

gitai_1.jpg 11月28日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、アモス・ギタイ監督によるトークイベントが行われた。フィルメックスではおなじみとなったギタイ監督は、特別招待作品である『カルメル』上映前に、映画のなかの重要な背景やモチーフについて語った。司会進行役は、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクター。本作品は、2009年のカナダ・トロント映画祭で上映されている。

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投稿者 FILMeX : 17:00

トークイベント「アミール・ナデリの世界」

ナデリ監督 1.jpg11月28日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、来日中のアミール・ナデリ監督のトークイベントが開催された。イラン出身で80年代末からアメリカで活動している。『マラソン』(2002)『サウンド・バリア』(2005)『べガス』(2008)、また第4回東京フィルメックスの特集上映「イスラム革命前のイラン映画」では、イランで撮られた1974年の『期待』が上映されている。今回で4回目の来場とあって、リラックスしたムードの中、大いに語ってくれた。

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投稿者 FILMeX : 15:00

2009年11月27日
『2つの世界の間で』Q&A

jaya_1.jpg 11月27日、シネカノン有楽町一丁目において、コンペ作品『2つの世界の間で』の上映後に、ヴィムクティ・ジャヤスンダラ監督のQ&Aが行われた。スリランカ出身のジャヤスンダラ監督は、前作でカンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞、本作もヴェネチア国際映画祭のコンペ部門で上映され、注目を集めている。フィルメックス初上映ということもあり、客席からは独特な作品世界の裏側を探るような質問が相次いだ。

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投稿者 FILMeX : 23:50

ボランティア・スタッフ・レクチャー(2)

hori_1.jpg 11月27日、東京フィルメックスにボランティアとして参加しているスタッフへ向け、アテネ・フランセ文化センターの堀三郎さんをゲストに迎え「字幕投射」についてのレクチャーが行われた。堀さんはコンピューターを駆使したSPS字幕投影システムを開発した字幕投影の第一人者である。映画投影についての説明図を使用し丁寧に解説して頂きながら、有楽町朝日ホール13階にある映写室を見学するなど貴重なレクチャーとなった。

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投稿者 FILMeX : 20:00

トークイベント「ルーマニア映画の現在」

rumania2.jpg 11月27日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて「ルーマニア映画の現在」と題してトークイベントが行われた。ルーマニアの若手監督たちの作品が、近年国際映画祭を席巻している。カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞したクリスティアン・ムンギウ監督の『4ヶ月、3週間と2日』(2007)も記憶に新しいが、日本で紹介される機会はまだ少ない。来日中のルーマニア映画研究者、マニュエラ・チェルナットさんをゲストに迎え、ルーマニア映画の過去と現在について、レクチャーしていただいた。

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投稿者 FILMeX : 17:00

2009年11月26日
『堀川中立売』舞台挨拶・Q&A

Butai1.jpg 11月26日、有楽町朝日ホールでコンペティション作品『堀川中立売』が上映された。2004年『おそいひと』で東京フィルメックスに参加をしている柴田剛監督が、京都を舞台に大胆なパラレルワールドを描く今作品は完成したばかり。フィルメックスがワールドプレミアとなる。上映前には柴田監督を始め、個性的な俳優陣が登場し、賑やかな舞台挨拶となった。また上映後は不思議な『堀川中立売』ワールドへ多くの質問が監督に投げかけられた。

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投稿者 FILMeX : 23:00

『天国の7分間』舞台挨拶・Q&A

rey_1.jpg 11月26日有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品の『天国の七分間』が上映された。本作はオムリ・ギヴォン監督の監督デビュー作となる。イスラエルから来日した主演女優のレイモンド・アンセルムさんは、舞台挨拶でオムリ監督のメッセージを代読し、上映後の質疑応答では、観客から寄せられた数々の質問に応じた。外国人プレスからも質問が挙がるなど、本作品への注目度の高さが窺えた。

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投稿者 FILMeX : 20:00

フォーラム<国際映画祭を考える>

eigasai_1.jpg 11月26日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、矢田部吉彦さん(東京国際映画祭コンペティション部門ディレクター)、石坂健治さん(東京国際映画祭アジアの風部門プログラマー)、藤岡朝子さん(山形国際ドキュメンタリー映画祭ディレクター)林 加奈子東京フィルメックスディレクターの4人をパネリストに迎え、フォーラム<国際映画祭を考える>が開催された。司会を務めるのは東京国際映画祭「シネマ・プリズム」部門の作品選定に携わった経験があり、また映画プロデューサーとしての顔も持つ市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクター。約2時間のフォーラムには、映画関係者の姿も多く見られ、映画祭の直面するさまざまな問題について、活発な討論が行われた。

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投稿者 FILMeX : 18:00

2009年11月25日
「水曜シネマ塾~映画の冒険~」第五回:ロウ・イエ監督

louye_1.jpg 10月28日から毎週水曜日の夜にゲストをお迎えし、映画にまつわるさまざまなお話をうかがってきた水曜シネマ塾。最終回となる25日は、今年の東京フィルメックスの審査員を務め、特別招待作品として最新作『春風沈酔の夜』が上映される中国のロウ・イエ監督が登場した。会場は監督の公開作はほとんど見ているという熱心なファンでいっぱい。トーク内容への期待が伝わる心地よい緊張感のなか、イベントはスタートした。

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投稿者 FILMeX : 23:00

トークイベント「世界を舞台に活躍する若きサウンドデザイナー」

sound_3.jpg 11月25日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、東京藝術大学映像研究科に在籍する森永泰弘さんを迎えて「世界を舞台に活躍する若きサウンドデザイナー」をテーマに、特別トークイベントが開催された。進行を務めた、林 加奈子東京フィルメックスディレクターとの出会いのエピソードや、映画に欠かせない「音」との関わりや、携わった作品について語った。

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投稿者 FILMeX : 20:00

『蘇りの血』Q&A

toyoda_1.jpg 11月25日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『甦りの血』の上映終了後、豊田利晃監督によるQ&Aが行われた。豊田監督作品のファンが多く訪れた会場は、作品の独特な雰囲気と圧倒的な重厚感に飲み込まれ、その余韻を残しつつも多くの人から質問の手があがり活気溢れるものとなった。

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投稿者 FILMeX : 19:00



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