11月24日(木)、有楽町朝日ホールで特別招待作品の『山<モンテ>』が上映された。これは、日本で撮影した『CUT』(11)以来、5年ぶりとなるアミール・ナデリ監督の新作。中世を舞台に、不毛の土地で山に挑み続ける男とその家族の姿を、力強い演出と迫力の映像で綴った意欲作。上映後にはナデリ監督と主演のアンドレア・サルトレッティさんによるQ&Aが行なわれ、客席からの質問に答えてくれた。 続きを読む
ニュース/デイリーニュース
『普通の家族』エドゥアルド・ロイ・Jr監督Q&A
11月24日(木)、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門『普通の家族』が上映された。マニラのストリートで暮らす、未成年の夫婦を描いたエドゥアルド・ロイ・Jr監督の長編第3作。上映後のQ&Aにはロイ監督が登壇した。 続きを読む
『恋物語』イ・ヒョンジュ監督Q&A
11月24日、有楽町朝日ホールでコンペティション作品『恋物語』が上映され、上映後のQ&Aにイ・ヒョンジュ監督が登壇した。美大生のユンジュとバーで働くジス、女性同士のゆれうごく恋愛感情を繊細に描いた本作は、イ監督の長編デビュー作。韓国映画アカデミー(KAFA)卒業生の中で選ばれた作品が大学のサポートを受けられるプログラムの一本として製作された。
11/22 『オリーブの山』 Q&A
11/22 『オリーブの山』 Q&A
有楽町朝日ホール
ヤエレ・カヤム(映画監督)
林 加奈子(東京フィルメックス ディレクター)
新居 由香(通訳)
イスラエル、デンマーク / 2015 / 83分
監督:ヤエレ・カヤム (Yaelle KAYAM)
Mountain
Israel, Denmark / 2015 / 83 min.
Director: Yaelle KAYAM
11/22 『山のかなたに』 Q&A
11/22 『山のかなたに』 Q&A
有楽町朝日ホール
エラン・コリリン(映画監督)
市山 尚三(東京フィルメックス プログラム・ディレクター)
新居 由香(通訳)
イスラエル、ベルギー、ドイツ / 2016年 / 90分
監督:エラン・コリリン (Eran KOLIRIN)
Beyond the Mountains and Hills
Israel, Belgium, Germany / 2016 / 90 min.
Director: Eran KOLIRIN
11/21 『マンダレーへの道』 Q&A
11/21 『マンダレーへの道』 Q&A
有楽町朝日ホール
ミディ・ジー(映画監督)
林 加奈子(東京フィルメックス ディレクター)
サミュエル・チョウ(通訳)
台湾、ミャンマー、フランス、ドイツ/ 2016 / 108分
監督:ミディ・ジー(Midi Z)
The Road to Mandalay
Taiwan, Myanmar, France, Germany / 2016 / 108 min.
Director: Midi Z
『ザーヤンデルードの夜』モフセン・マフマルバフ監督Q&A
11月23日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品フィルメックス・クラシック『ザーヤンデルードの夜』が上映された。1990年のテヘラン・ファジル映画祭で上映されたものの、検閲でネガが没収され、永らくイラン国内外を問わず見ることのできなかった幻の映画だ。上映後のQ&Aに登壇したモフセン・マフマルバフ監督は、「今夜の上映は、日本とイラン映画の橋渡しに貢献してきた、ショーレ・ゴルパリアンさんに捧げたい」と当日の通訳を務めたショーレさんを紹介した。
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トークイベント「カトリエル・シホリが紐解くイスラエル映画の現在」
11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアBにて、「カトリエル・シホリが紐解くイスラエル映画の現在」と題したトークイベントが開催された。特集上映「イスラエル映画の現在」の一環として行われたこのイベントでは、NGO「イスラエル・フィルム・ファンド」でエグゼクティブ・ディレクターを務めるカトリエル・シホリさんが、世界中の映画祭で受賞が続くイスラエル映画の歩みをレクチャー。会場は多くの聴衆で賑わった。
『よみがえりの樹』チャン・ハンイ監督Q&A
11月23日(水)、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『よみがえりの樹』が上映され、上映後のQ&Aにチャン・ハンイ監督が登壇した。作品の舞台は中国山間部の村。数年前に亡くなった女性シュウインが息子レイレイに憑依し、自分の夫に対し、願いを伝える。本作はジャ・ジャンクー監督が若手監督作品をプロデュースする「添翼計画」の最新作であり、チャン監督のデビュー作である。
『仁光の受難』舞台挨拶・Q&A
11月23日(祝・水)、有楽町朝日ホールにて、コンペティション部門『仁光の受難』が上映された。ジャパンプレミアとなる上映前の舞台挨拶では、庭月野議啓監督をはじめ、出演者の辻岡正人さん、岩橋秀太さん、有本由妃乃さんが登壇し、観客への謝辞を伝えた。製作に4年を費やしたという本作は、趣向を凝らした巧みな編集で修行僧の苦悩を描いた妖怪譚で、庭月野監督の長編デビューとなる。