『相愛相親』シルヴィア・チャン監督舞台挨拶、Q&A

11月18日、TOHOシネマズ日劇にて、開会式に続きオープニング作品『相愛相親』が上映された。香港・台湾映画の大女優、シルヴィア・チャン監督が主演・脚本も務めた本作は、現代の中国を舞台に3世代の女性達の姿を丁寧に描いた作品。舞台挨拶に続き、上映後のQ&Aにチャン監督が登壇した。第16回東京フィルメックスでは、前作『念念』(15)が特別招待作品として上映されるとともに審査員も務め、今年の特別招待作品『山中傅奇』にも出演するなど、フィルメックスとは縁が深いチャン監督。
続きを読む

開会式

11月18日、東京・有楽町マリオンのTOHOシネマズ日劇にて、第18回東京フィルメックスが開幕し、開会式が行われた。登壇した林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターは、関係者への感謝を述べ「いつ見ても新鮮な25本の上映です。映画を通して世界が見える。映画を通して自分の心もわかる。楽しい日々をご一緒いたしましょう」力強く開幕を宣言した。 続きを読む

学生審査員座談会


東京学生映画祭主催の「学生審査員賞」も、今年で7回目。3人の学生審査員がコンペティション部門の作品を対象に審査し、賞を決定する。本年度の学生審査員は本年の東京学生映画祭で観客賞・審査員特別賞を受賞した『春みたいだ』のシガヤダイスケさん(日本大学芸術学部卒)、『チョンティチャ』がグランプリを受賞した福田芽衣さん(東放学園映画専門学校卒)、第29回東京学生映画祭企画委員の鈴木ゆり子さん(国際基督教大学)。シガヤさん、福田さんと同映画祭企画委員の久米修人さんを加えた3名で、映画への愛と、学生審査員賞に対する思いを語ってもらった。司会は東京フィルメックス事務局の岡崎匡。
 
続きを読む

【レポート】第18回東京フィルメックス ラインナップ発表記者会見

10月5日、アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュにて、第18回東京フィルメックスのラインナップ全25本が発表され、林加奈子東京フィルメックス・ディレクターと市山尚三プログラム・ディレクターが記者会見を行った。林ディレクターは、「今年もただならぬ映画が揃いました。奥深くて楽しい映画ばかり。皆さまの期待を裏切りません」と選定に自信をのぞかせつつ、「たくさんの方々に助けていただき、この日を迎えられ感謝しています」と挨拶した。
続きを読む

【レポート】4/18タレンツ・トーキョー2017 プレイベント実施報告


4月18日(火)、都内の国際交流基金さくらホールにて「タレンツ・トーキョー2017」のプレイベントが開催された。「タレンツ・トーキョー」とは、ベルリン国際映画祭の「ベルリナーレ・タレンツ」と提携し、アジア圏の監督・プロデューサーを対象に実施している人材育成プロジェクト。今回のプレイベントでは、「タレンツ・トーキョー2017」の募集開始を前に、3名の修了生によるトークショーを実施。現在も意欲的な活動を続ける修了生たちが、それぞれの体験を踏まえて、タレンツ・トーキョーの魅力を語った。
続きを読む

授賞式

img_023111月19日から9日間にわたって開催された第17回東京フィルメックス。11月26日、有楽町朝日ホールにて、第17回東京フィルメックスの授賞式が行われた。今年も各国から多様性、作家性あふれる力作が揃ったコンペティション部門。授賞結果に多くの観客が注目した。 続きを読む

審査員会見

img_102511月26日(日)、有楽町朝日ホールスクエアで第17回東京フィルメックスの審査員会見が行われ、「タレンツ・トーキョー2016」の受賞作を除く各賞が発表された。

続きを読む

『エグジール』リティ・パン監督Q&A

img_0091第17回東京フィルメックスも残すところ2日となった11月26日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『エグジール』の上映が行われ、上映後のQ&Aにリティ・パン監督が登壇した。第12回東京フィルメックスでクロージングを飾った『消えた画 クメール・ルージュの真実』(13)に続き、監督自身が経験したカンボジアの虐殺と飢餓の時代を描いている。

続きを読む

『ティクン~世界の修復』アハロン・トライテルさん(主演)Q&A

img_969011月25日(金)、有楽町朝日ホールにて「特集上映・イスラエル映画の現在」の『ティクン~世界の修復』が上映された。本作は、イスラエル映画界気鋭のアヴィシャイ・シヴァン監督が手がけた新作で、ユダヤ教超正統派コミュニティで暮らす神学生の身に起こった出来事が静謐なモノクロ画面で展開する。今回、残念ながらシヴァン監督の来日は叶わなかったが、上映後に主演のアハロン・トライテルさんが登壇し、観客との質疑応答に臨んだ。 続きを読む

『山<モンテ>』舞台挨拶・Q&A

img_9562

11月24日(木)、有楽町朝日ホールで特別招待作品の『山<モンテ>』が上映された。これは、日本で撮影した『CUT』(11)以来、5年ぶりとなるアミール・ナデリ監督の新作。中世を舞台に、不毛の土地で山に挑み続ける男とその家族の姿を、力強い演出と迫力の映像で綴った意欲作。上映後にはナデリ監督と主演のアンドレア・サルトレッティさんによるQ&Aが行なわれ、客席からの質問に答えてくれた。 続きを読む