水曜シネマ・アカデミー<字幕翻訳セミナー>

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 11月9日、第17回 東京フィルメックスのプレ企画「水曜シネマ・アカデミー<字幕翻訳セミナー>」が、外苑前にある三越伊勢丹ホールディングスが運営する会員制サロン「3rd_PAGE」にて開催された。登壇したのは進行役に字幕文化研究会、翻訳家の樋口裕子さん、ゲスト講師に字幕翻訳家・映画評論家の齋藤敦子さんのお二人。東京フィルメックスの関連企画の中でも息の長いこの字幕翻訳セミナーは、樋口さんの提案で2009年より開催。字幕翻訳についての深いトークに加え、プロの翻訳家から実際にレクチャ-も受けられる贅沢な内容が毎年評判となっている。 続きを読む

10/6 ラインナップ発表記者会見

 

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10月6日、第17回東京フィルメックスのラインアップが発表され、林 加奈子ディレクターと市山尚三プログラム・ディレクターが東銀座・松竹本社にて会見を行った。林ディレクターは「今年は特に、劇場公開が決定していない作品が多い。貴重な上映のチャンスを、どうぞお見逃しのなきようお願いいたします」と挨拶した。 続きを読む

『河』ツァイ・ミンリャン監督、リー・カンションさん舞台挨拶

1129river_0111月29日、有楽町スバル座にて<特集上映:ツァイ・ミンリャン>の『河』(97)の上映が行われ、舞台挨拶にツァイ・ミンリャン監督と主演のリー・カンションさんが登壇した。『河』はツァイ監督の3作目の作品。首が曲がったままになる奇病を患った息子と、その家族を描いている。ベルリン映画祭で銀熊賞を受賞した。 続きを読む

『山河ノスタルジア』ジャ・ジャンクー監督、チャオ・タオさんQ&A

1128sanga_0111月28日、有楽町朝日ホールにてクロージング作品『山河ノスタルジア』が上映され、Q&Aにジャ・ジャンクー監督と主演のチャオ・タオさんが登壇した。本作は、急速に発展する中国社会で翻弄されながらも力強く生きる一人の女性の半生を、過去・現在・未来と26年にわたる壮大なスケールで描いている。ジャパン・プレミアとなった今回の上映。ジャ監督は関係者への感謝を述べ、チャオさんは「皆さんに見ていただけて嬉しいです」と挨拶した。2人は10月中、中国全土を回ってキャンペーンを行ったばかり。「中国で大ヒットしていると聞いています」と市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターが紹介した。 続きを読む

授賞式

1128cc_0111月21日から9日間にわたって開催された第16回東京フィルメックス。会期を1日残した11月28日、有楽町朝日ホールにて授賞式が行われ、各賞が発表された。  続きを読む

審査員会見

1128kaiken_0111月28日、有楽町朝日ホールスクエアで第16回東京フィルメックスの審査員会見が行われ「タレンツ・トーキョー2015」の受賞作を除く各賞が発表された。

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『あの日の午後』ツァイ・ミンリャン監督、リー・カンションさんQ&A

1128afternoon_01有楽町朝日ホールで11月28日、特別招待作品『あの日の午後』の上映が行われた。ツァイ・ミンリァン監督と、20年以上にわたり同監督作品の主演を務めたきたリー・カンションさんが、ともに歩んできた歳月を振り返る本作。上映終了後は2人が登場して質疑応答を実施。作品がそのまま続いているような余韻のなか、午前中から集まった観客は2人の話に熱心に耳を傾けた。 続きを読む

『念念』シルヴィア・チャン監督Q&A

1127murmur_01第16回東京フィルメックスも6日目も11月27日、有楽町朝日ホールで特別上映作品『念念』の上映が行われた。上映後には、シルヴィア・チャン監督が登壇。今年は本作以外にも、俳優として出演した2本が上映された。今年の本映画祭の主役のひとりであるチャン監督の堂々の監督作とあって、満員の会場から大きな拍手が送られた。  続きを読む