『最愛の子』ピーター・チャン監督Q&A

1123dearest_0111月23日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『最愛の子』が上映され、Q&Aにピーター・チャン監督が登壇した。作品について、チャン監督は「皆さんには悲しい物語を見せることになってしまいましたが、これは中国で実際に起こった児童誘拐事件を基に作った話なのです」と説明した。3歳で誘拐された男の子が3年後に発見されるが、実の親を覚えておらず、誘拐犯の妻を母親と思い込んでいる。生みの親、育ての親の葛藤を双方から描いた作品だ。 続きを読む

『わたしの坊や』ジャンナ・イサバエヴァ監督Q&A

1123bopem_0111月23日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『わたしの坊や』が上映された。上映後のQ&Aには、ジャンナ・イサバエヴァ監督が登壇し、熱心な観客たちから質問が相次いだ。司会の林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターが「少年の怒り、足掻き、そして監督の情熱が強く伝わる素晴らしい作品」と述べると、初来日となるイサバエヴァ監督は「日本で上映できたことに感謝しています。これは私にとっても素晴らしいチャンス。本当にありがとうございます」と挨拶した。 続きを読む

『クズとブスとゲス』舞台挨拶、奥田庸介監督Q&A

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11月22日、有楽町朝日ホールでコンペティション作品『クズとブスとゲス』が上映された。本作は、25歳の時に『東京プレイボーイクラブ』で商業映画デビューを飾った奥田庸介監督4年ぶりの長編第2作で、麻薬の密売人や前科者の青年とその恋人、ヤクザなどが織り成すパワフルな群像劇。上映前には奥田監督、出演者の岩田恵里さん、板橋駿谷さんが舞台挨拶に登壇。上映後には奥田監督を迎えてのQ&Aが行なわれた。

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『ひそひそ星』園子温監督、神楽坂恵さんQ&A

1121hiso_0111月21日(土)、TOHOシネマズ日劇1にて園子温監督の最新作『ひそひそ星』がオープニング作品として上映された。上映後のQ&Aには園監督と主演の神楽坂恵さんが登壇した。司会の林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターは「オープニングで上映することができて、とても光栄です。ありがとうございました」と感謝の言葉で園監督と神楽坂さんを迎えた。 続きを読む

開会式

1121op_012015年11月21日(土)、東京・TOHOシネマズ日劇にて、第16回東京フィルメックスが開幕した。オープニング上映に先立って、開会式が行われた。登壇した林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターは冒頭「東京フィルメックスに関わる多くの皆さんのご協力、ご支援、ご協賛に心から感謝申し上げます」と感謝の言葉を述べ、「映画愛に溢れる人々が集まる、フィルメックス。東京フィルメックスは映画の力を信じる国際映画祭です。皆さま、楽しい日々を過ごしましょう」と開会を宣言した。

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学生審査員座談会

今年で5回目となる東京学生映画祭主催の「学生審査員賞」。3人の学生審査員がコンペティション部門の作品を対象に審査し、賞を決定する。本年度の学生審査員は第27回東京学生映画祭グランプリ『雲の屑』の中村祐太郎さん(多摩美術大学卒)、同準グランプリでPFFアワード2015審査員特別賞も獲得した『ゴロン、バタン、キュー』の山元環さん(大阪芸術大学卒)、第28回東京学生映画祭企画委員代表の菅原澪さん(日本女子大学2年)。中村さんは2013年に続いて二度目となる。同映画祭企画委員の十河和也さん(明治大学2年)を加えた4名で、映画にまつわるあれこれを話してもらった。大阪在住の山元さんは、Skypeでの参加となった。聞き手は東京フィルメックス事務局の岡崎匡が務めた。

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第16回東京フィルメックスラインナップ発表記者会見

AMG_0184_1S 10月7日、第16回東京フィルメックスのラインナップが発表され、アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュにて林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターと市山尚三プログラム・ディレクターが会見を行った。林ディレクターは最初に、「たくさんの方々に支えていただきなから、第16回を迎えることができました」と感謝の言葉を述べた。

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