ジャファル・パナヒは1960年、イランのミアネに生まれる。95年、『白い風船』で長編監督デビューし、カンヌ映画祭カメラ・ドール受賞。続く『鏡』(97)はロカルノ映画祭金豹賞、『チャドルと生きる』(00)はヴェネチア映画祭金獅子賞を受賞した。その他の代表作品に『クリムゾン・ゴールド』(03)、『オフサイド・ガールズ』(06)、『これは映画ではない』(11)がある。カンボジア・パルトヴィは1955年、カスピ海沿岸のロスタム・アバドに生まれる。86年、"Golnar"で監督デビュー。その後の長編監督作品に"The Singer Cat"(90)、『金魚を助けた日』(91)、"The Adult Game"(92)、"The Legend of Two Sisters"(94)、"Nane Lala and Her Children"(97)、"Cafe Transit"(05)がある。パナヒの『チャドルと生きる』(00)では脚本を担当した。