『ジョニーは行方不明』ホァン・シー監督Q&A


11月22日(水)、有楽町朝日ホールにて『ジョニーは行方不明』が上映された。台北映画祭では脚本賞をはじめとする4部門受賞、金馬奨では主演のリマ・ジダンが新人俳優賞を受賞している。台北の住宅地を舞台に、都市で生きる人々の孤独が繊細なタッチで描かれる。上映後のQ&Aにはホァン・シー監督が登壇した。
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『サムイの歌』ペンエーグ・ラッタナルアーン監督Q&A

11月21日(火)、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『サムイの歌』が上映された。本作はヴェネチア映画祭「ヴェニス・デイズ」部門のオープニングを飾った、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督の最新作。上映後には、ペンエーグ監督を迎えて活発な質疑応答が行われた。東京フィルメックスでは、第10回のコンペティション作品として『ニンフ』(09)が上映されたが、その時は監督の来日がかなわず、今回、満を持しての登壇となった。ペンエーグ監督は、「今度こそと思って来日することができました。観客のみなさん、寝ずに残っていただきありがとうございました」とジョークを交えて挨拶した。 続きを読む

『氷の下』ツァイ・シャンジュン監督Q&A

11月21日(火)有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『氷の下』が上映され、ツァイ・シャンジュン監督がQ&Aに登壇した。ツァイ監督は第12回東京フィルメックスにて特別招待作品として『人山人海』(2011)が上映されて以来2度目の参加。本作は今年の上海国際映画祭で上映され、主演のホァン・ボーさんが男優賞を受賞した。Q&A冒頭に、ツァイ監督は「私の映画を観に来てくださった観客の皆さんに心からお礼申し上げます」と挨拶した。 続きを読む

『シャーマンの村』ユー・グァンイー監督Q&A

11月21日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『シャーマンの村』が上映された。中国東北地区の山間部に暮らす人々を撮り続けているユー・グァンイー監督が、10年以上にわたって寒村のシャーマンたちの生活を撮影したドキュメンタリー作品。上映後のQ&Aにユー・グァンイー監督が登壇した。
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『私はゾンビと歩いた!』トークショー

11月20日(月)、有楽町朝日ホールにて東京フィルメックスのジャック・ターナー特集のうちの一本『私はゾンビと歩いた!』が上映された。本作はジャック・ターナー監督がRKO移籍後にプロデューサーのヴァル・リュートンとのコンビで製作した伝説的な怪奇映画。アメリカ議会図書館所蔵の35mmフィルムが上映される貴重な機会ということもあり、会場には熱心な映画ファンが数多くつめかけた。上映後には映画監督の黒沢清さんと篠崎誠さんを迎え、ターナー作品の魅力について縦横無尽に語ってもらった。 続きを読む

『天使は白をまとう』ヴィヴィアン・チュウ監督Q&A

11月20日(月)、有楽町朝日ホールで特別招待作品の『天使は白をまとう』が上映された。本作は、海辺のリゾート地で起きた少女に対する性的暴行事件を発端に、女性たちを取り巻く様々な問題を描いたドラマ。上映後にはヴィヴィアン・チュウ監督が登壇し、Q&Aが行なわれた。 続きを読む

映画字幕翻訳セミナー

11月19日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて「映画字幕翻訳セミナー」が開催された。映画評論家、字幕翻訳家の齋藤敦子さんを講師に迎え、齋藤さんが手がけた外国映画の日本語字幕を通して、映画の奥深さに触れる受講者参加型の本講座。毎年好評を博しており、今年で7回目を迎える。齋藤さんは同日に行われた東京フィルメックスの国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」のラウンドテーブル登壇者も務めている。司会進行は、中国映画の字幕翻訳・通訳としてご活躍され、本企画の発起人でもある字幕文化研究会、翻訳家の樋口裕子さんが担当した。 続きを読む

『山中傳奇』シルヴィア・チャンさんQ&A

11月19日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品フィルメックス・クラシック『山中傳奇』(1979)が上映された。この作品には上映尺の異なるいくつかのバージョンが存在するが、今回上映されたものは191分、現存する中で最も長いバージョンだという。台湾の国家電影中心によってデジタル修復され、2016年のヴェネチア国際映画祭にてワールド・プレミア上映された。上映後、出演したシルヴィア・チャンさんが登壇し、Q&Aが行われた。 続きを読む

国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」

11月19日(日)、有楽町朝日ホールスクエアBにて、国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」が開催され、映画評論家のジャン=ミッシェル・フロドンさんによる基調講演、続いて、パネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションにはフロドンさんのほか、第18回東京フィルメックスの審査員を務めている映画評論家のクラレンス・ツィさん、ジャック・ターナー特集の解説を手がけた映画評論家のクリス・フジワラさん、字幕翻訳者としてフィルメックスとも縁の深い映画評論家の齋藤敦子さんが登壇した。司会は、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクター。
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