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東京フィルメックス・コンペティション






『514号室』 Room 514 / Heder 514
イスラエル / 2011 / 90分
監督:シャロン・バルズィヴ (Sharon BAR-ZIV)

【作品解説】
主人公はイスラエル軍の女性捜査官アナ。アラブ人家族が軍に過剰な暴行を受けた事件を捜査するアナは、関与したと思われる司令官ダヴディを尋問するが、ダヴディは容疑を認めない。アナと愛人関係にある上官のエレズはこの事件から手を引くようにアナに忠告するが、アナは真相の解明に突き進む...。シャロン・バルズィヴの監督デビュー作『514号室』は、極めて限定された設定の中、イスラエルをめぐる複雑な環境、あるいは軍における女性の立場など、様々な問題を浮き彫りにする作品だ。場面はアナが通勤するバスを除き、全て「514号室」に限定され、そこは本来の目的である尋問の場所であるだけでなく、アナが抱えるプライベートな問題さえもが露呈される場となる。明らかに低予算で製作された映画ながら、アナを演じるアシア・ナイフェルドを始めとする俳優たちの完璧な演技、またクローズアップを多用した見事なカメラワークなど、様々なレベルで映画的な豊穣さを獲得した力作だ。ロッテルダム映画祭、トライベッカ映画祭などで上映された。







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