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東京フィルメックス・コンペティション






『おだやかな日常』 Odayaka / おだやかな日常
日本、アメリカ / 2012 / 102分
監督:内田伸輝(UCHIDA Nobuteru)
配給:和エンタテインメント

【作品解説】
『ふゆの獣』で2010年東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した内田伸輝の待望の新作は、3・11後の日本で起こった人々の反応を真正面から描いた大胆な作品である。主人公は、首都圏の同じマンションの隣同士のふた組の家族。子供がいないユカコは家で夫の帰りを待つしかない日々を送っている。放射能の影響についてマスメディアとネットで錯綜する情報に困惑し、次第に不安をつのらせてゆくユカコ。一方、もう一人の主婦サエコは、震災の直後に夫から愛人の存在を知らされ、愕然とする。結局、夫は愛人のもとに走り、5歳の娘・清美と二人きりで暮らし始めたサエコは、清美が通う幼稚園の先生や父兄たちの放射能の危険性に対する無頓着さにいらだち始める...。内田伸輝は緊張感みなぎる演出で、震災後に誰もが多少なりとも感じたであろう不安感を強烈に描き出す。本作のプロデューサーもつとめた杉野希妃が我が子を守ろうとするあまり周囲から孤立してゆくサエコ役を熱演。寺島進が印象的な役で出演しているのも見逃せない。










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