『オリーブの山』ヤエレ・カヤム監督Q&A

254a922711月22日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門『オリーブの山』が上映され、Q&Aにヤエレ・カヤム監督が登壇した。ユダヤ人墓地の中にある家で暮らし、厳格なユダヤ教徒として慎ましい生活を送ってきた主婦ツヴィアが、これまで想像もしなかった世界を発見する過程をストイックに描いた長編デビュー作だ。
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『神水の中のナイフ』チャオ・イーハンさん(プロデューサー)Q&A

img_248811月21日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門『神水の中のナイフ』が上映された。上映後のQ&Aには、プロデューサーの一人、チャオ・イーハンさんが登壇。最新作を撮影中のワン・シュエボー監督の来日は叶わなかったが、観客に向けてビデオメッセージが届いた。中国のイスラム教徒である回族をテーマとした本作について、ワン監督は「普通のムスリムの生活を描きたかった。ロケ地の西海固は私にとっても、思い入れのある特別な場所」と紹介し、「次回作もフィルメックスで上映できることを願っています」と期待を込めて語った。

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『バーニング・バード』サンジーワ・プシュパクマーラ監督Q&A

img_064211月21日、コンペティション作品『バーニング・バード』の上映が行われ、上映後のQ&Aにサンジーワ・プシュパクマーラ監督が登壇した。デビュー作『フライング・フィッシュ』(2011、第12回東京フィルメックスで上映)に続く三部作の2作目となる本作。前作同様、スリランカ内戦の中で生きる人びとの過酷な運命を描いた。東京フィルメックスには2度目の参加となる監督は、「大好きな映画祭。ここで上映していただけることに心から感謝します」と挨拶した。 続きを読む

国際シンポジウム『アジアからの「映画の未来へ」』

11月20日(日)、有楽町朝日ホール11階スクエアBにて、国際シンポジウム『アジアからの「映画の未来へ」』が開催された。
基調講演は、第17回東京フィルメックス特別招待作品『山<モンテ>』のアミール・ナデリ監督。パネルディスカッションはナデリ監督のほか、第17回東京フィルメックス審査委員長を務める映画評論家・映画祭プログラマーのトニー・レインズさん、釜山国際映画祭エグゼクティブ・プログラマーのキム・ジソクさん、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターが登壇した。

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『ぼくらの亡命』舞台挨拶・Q&A

254a914711月20日、有楽町朝日ホールでコンペティション作品『ぼくらの亡命』が上映された。本作は、『ふゆの獣』で2010年東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した内田伸輝監督の最新作。孤独な男女が互いに依存しながらも生きようとする姿を描く。上映前には内田監督をはじめ、出演者の須森隆文さん、櫻井亜衣さん、松永大輔さん、入江庸仁さん、志戸晴一さんが舞台挨拶に登壇し、上映後には内田監督を迎えてのQ&Aが行われた。

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『The NET 網に囚われた男』キム・ギドク監督舞台挨拶・Q&A

img_027211月19日(土)、TOHOシネマズ日劇1にて、オープニング上映としてキム・ギドク監督最新作の『The NET 網に囚われた男』が上映された。ギドク監督と東京フィルメックスは縁が深く、『受取人不明』(01)、『春夏秋冬そして春』(03)、『アリラン』(11)、『殺されたミンジュ』(14)に続き、5回目の参加となる。

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開会式

2016年11月19日(土)、東京・TOHOシネマズ日劇にて、第17回東京フィルメックスが開幕した。林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターが登壇し、「東京フィルメックスに関わる多くの皆さまのご支援・ご協力・ご協賛に感謝を申し上げます」という謝辞に続き、「心からの尊敬と感謝を込めて、本気の映画を本気で上映してまいります」と意気込みを述べ、開幕を宣言した。

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学生審査員座談会

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6年目となる東京学生映画祭主催の「学生審査員賞」。3人の学生審査員がコンペティション部門の作品を対象に審査し、賞を決定する。本年度の学生審査員は本年の東京学生映画祭で観客賞を受賞した『虎穴にイラズンバ』の竹中貞人さん(大阪芸術大学卒)、『今日も、今日とて』が本選で上映されたかつりかさん(慶應義塾大学卒)、第28回東京学生映画祭企画委員副代表の十河和也さん(明治大学)。同映画祭企画委員の鈴木ゆり子さんを加えた4名で、映画にまつわるあれこれを話してもらった。 続きを読む

『野火』(聴覚障がい者向け日本語字幕付き)上映会

img_051111月12日(土)、アテネ・フランセ文化センターにて、第17回東京フィルメックス開催のプレイベントとして、聴覚障がい者向け日本語字幕付き『野火』(’14)の上映会が行われた。ヴェネチア国際映画祭をはじめとする数多くの海外の映画祭で高い評価を得た『野火』は、第15回東京フィルメックスのオープニング作品として紹介された後、国内で大きな反響を呼んだ作品である。上映後には、主演も務めた塚本晋也監督が登壇し、林 加奈子東京フィルメックスディレクターの進行で、手話通訳を交えてのトークイベントが行われた。

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水曜シネマ・アカデミー<字幕翻訳セミナー>

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 11月9日、第17回 東京フィルメックスのプレ企画「水曜シネマ・アカデミー<字幕翻訳セミナー>」が、外苑前にある三越伊勢丹ホールディングスが運営する会員制サロン「3rd_PAGE」にて開催された。登壇したのは進行役に字幕文化研究会、翻訳家の樋口裕子さん、ゲスト講師に字幕翻訳家・映画評論家の齋藤敦子さんのお二人。東京フィルメックスの関連企画の中でも息の長いこの字幕翻訳セミナーは、樋口さんの提案で2009年より開催。字幕翻訳についての深いトークに加え、プロの翻訳家から実際にレクチャ-も受けられる贅沢な内容が毎年評判となっている。 続きを読む