TOKYO FILMeX ( 2014年11月28日 21:00)
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11月28日、有楽町朝日ホールで特集上映(2)"1960 -破壊と創造のとき-"『青春残酷物語』が上映された。本作は、1960年に制作され"松竹ヌーヴェル・ヴァーグ"の言葉を生んだ大島渚監督作品の4Kデジタル修復版。今年のカンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、今回が日本初上映となる。上映に先立ち、ジャ・ジャンクー監督による舞台挨拶が行なわれ、本作への想いや見どころを語ってくれた。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月28日 18:00)
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11月28日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『数立方メートルの愛』が上映された。本作は、イラン人の若者とアフガン難民の娘との恋物語を軸に、イランとアフガニスタンの人々が共生しようとする姿が描かれており、自身もアフガン難民であるジャムシド・マームディ監督の長編デビュー作である。上映後のQ&Aには、ジャムシド・マームディ監督と、監督の兄でプロデューサーのナウィド・マームディさんが登壇し、会場では熱心なやりとりが行われた。
(注:Q&Aでは、会場から結末をめぐって多く意見が寄せられたことから、本レポートにおいても結末について触れていることをあらかじめご了承いただきたい。)
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月27日 23:55)
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11月27日、TOHOシネマズ 日劇での『扉の少女』(仮題)上映後、チョン・ジュリ監督によるQ&Aが行われた。ぺ・ドゥナさん演じる警察官ヨンナムと、キム・セロンさん演じる少女ドヒ、社会から疎外された二人の女性の出会いから展開される緊張感に満ちたドラマに、観客からは主演女優二人の演技を絶賛する声が相次いだ。チョン監督は「お褒めの言葉は必ず二人に会った時に伝えたい」と感謝を述べた。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月27日 21:00)
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11月27日、有楽町朝日ホールでコンペティション作品『プリンス』が上映された。本作は、第1回東京フィルメックスで審査員特別賞を受賞した『ジョメー』に主演したジャリル・ナザリさんのその後を追ったドキュメンタリー。上映後にはマームード・ベーラズニア監督が登壇。初来日に寄せる熱い想いが込められた挨拶に続き、客席とのQ&Aが行なわれた。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月27日 18:30)
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11月27日、有楽町朝日ホール・スクエアBにてタレンツ・トーキョー2014オープン・キャンパスが開催された。タレンツ・トーキョーは、「次世代の巨匠」になる可能性を秘めた「才能(=talent)」を東京に招き実施する、映画分野の人材育成プログラム。本プロジェクトの魅力をより多くの皆様に発信することを目的とし、今年のメイン講師の1人であるウィニー・ラウさん(ジェット・トーン・フィルムズ社 国際共同製作責任者)をむかえ、ワールドセールスの役割と海外展開についてお話しいただいた。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月27日 17:30)
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11月27日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『ディーブ』が上映された。本作は、遊牧民ベドウィンの少年ディーブの目を通して、第一次世界大戦中にオスマン帝国支配下にあったアラビア半島の情景が描かれており、東京フィルメックスで初めて紹介されたヨルダン作品である。上映後のQ&Aには、ナジ・アブヌワール監督とプロデューサーのナセル・カラジさんが登壇し、熱心な観客たちから質問が相次いだ。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月26日 21:00)
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11月26日、有楽町朝日ホールでコンペティション部門『ダリー・マルサン』が上映され、上映前の舞台挨拶には、髙橋泉監督をはじめ、出演者の廣末哲万さん・大下美歩さん・松本高士さん・並木愛枝さんが登壇した。ワールドプレミアとなった本作は『むすんでひらいて』(07)、『あたしは世界なんかじゃないから』(12)が東京フィルメックスでも上映された、映像ユニット「群青いろ」の髙橋監督の最新作。会場には「群青いろ」ファンも多く見られ、上映後のQ&Aでは高橋監督が制作の舞台裏を語った。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月26日 18:00)
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11月26日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門『クロコダイル』が上映された。上映後のQ&Aにはフランシス・セイビヤー・パション監督と、母親役を演じたアンジェリ・バヤニさん、教師役で出演し、プロデューサーでもあるR.S.フランシスコさんが登壇し、来場者への感謝が伝えられた。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月25日 21:00)
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11月25日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品 『ギフト(仮題)』が上映され、リンダ・ホーグランド監督が上映後のQ&Aに登壇した。本作は、昔話「鶴の恩返し」をモチーフに、北海道やアメリカ各地に取材し、傷ついた動物たちが人間に救われ、変貌するありさまを探るドキュメンタリー作品。第13回で特別招待作品として上映された前作『ひろしま 石内都・遺されたものたち』(12)に続いて2度目の登場となるホーグランド監督は、日本で生まれ育ち日本語が堪能。数多くの日本映画の英語字幕も手がけている。Q&Aでは自ら通訳を務めるだけでなく、観客の質問ひとつひとつにユーモアを織り交ぜて応えるなど、終始和やかな雰囲気の中で行われた。
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TOKYO FILMeX ( 2014年11月25日 18:00)
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11月25日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『シャドウデイズ』が上映された。本作は、中国・ミャンマー国境に近い山村で起こる、中国の計画出産政策にまつわる事件を描いた作品。上映後には、チャオ・ダーヨン監督がQ&Aに登壇し、「この作品はちょうど去年の今ごろ撮影していました。今日は観に来ていただき、ありがとうございます」と挨拶した。
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