デイリーニュース

2007年11月25日

11/25 クロージングセレモニー&授賞式

IMGP4206s.jpg 11月17日より始まった第8回東京フィルメックスは、11月25日、有楽町朝日ホールにてクロージングセレモニーを迎え、最優秀作品賞・審査員特別賞(コダックVISIONアワード)・アニエスベー・アワード(観客賞)が発表された。

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11/25 『食べよ、これは我が体なり』Q&A

IMGP3922s.jpg 11月25日、『食べよ、これは我が体なり』の上映後、ミケランジュ・ケイ監督を迎えてQ&Aが行われた。トロント映画祭でも上映されたこの作品は、ハイチを舞台に、白人の老婆とその娘、黒人の子供たちと召使が登場し、幻想的な表現が見る者を圧倒する。観客の質問に熱心に答え、多弁に語るケイ監督の姿が印象的なQ&Aとなった。

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2007年11月24日

11/24 『アンジェラ・マオ 女活殺拳』舞台挨拶

IMGP3822s.jpg 11月24日夜、有楽町朝日ホールにおいて、特別招待作品の『アンジェラ・マオ 女活殺拳』が上映された。上映前に、主演のアンジェラ・マオさんが舞台挨拶を行った。『燃えよドラゴン』(73)のブルース・リーの妹役でも名高い彼女の代表作がデジタル・リマスター版で甦るということで、ブルース・リーの黄色いコスチュームを着て来場するなど熱烈なファンの姿も見受けられた。

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11/24 トークイベント「伝説のクンフー・ヒロイン アンジェラ・マオの魅力」(ゲスト:アンジェラ・マオ)

IMGP3699s.jpg 11月24日、有楽町朝日ホール・スクエアでは、映画評論家の宇田川幸洋さんと『アンジェラ・マオ 女活殺拳』のアンジェラ・マオさんを迎え、「伝説のクンフーヒロイン アンジェラ・マオの魅力」と題してトークイベントが行われた。マオさんは88年に映画界を引退してから久しぶりの来日ということで、彼女を一目見ようと会場には多くの熱狂的なファンが集った。

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11/24 『むすんでひらいて』Q&A

IMGP3670s.jpg 11月24日、有楽町朝日ホールでの『むすんでひらいて』上映後、舞台挨拶にも登壇した高橋泉監督が再び登場。この作品は『ある朝スウプは』で鮮烈なデビューを飾り、世界的に高く評価された高橋監督の第2作で、鍵を取り違えたことから登場人物たちの関係に徐々に変化が訪れ…という群像劇。上映後、観客とのQ&Aが行われた。

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11/24 『むすんでひらいて』舞台挨拶

IMGP3607s.jpg 11月24日、『むすんでひらいて』の上映に先立ち、高橋泉監督とキャストの並木愛枝さん、廣末哲万さん、新恵みどりさん、門林渉さんが登壇して舞台挨拶を行った。キャストですら完成版を見るのはこの日が初めてという高橋監督の新作。「今日はこの作品のワールドプレミア。みなさんが世界で最初の観客になるんですよ」という市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの言葉に、客席は期待に満ちた雰囲気に包まれた。

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11/24 トークイベント「中国ドキュメンタリー映画の現在」

IMGP3586s.jpg 11月24日有楽町朝日ホール11階スクエアにて、中国・黒龍江省の山岳地帯で活動する木こりたちを追ったドキュメンタリー作品『最後の木こりたち』のユー・グァンイー監督を迎え、「中国ドキュメンタリー映画の現在」と題してトークイベントが行われた。進行役には、山形国際ドキュメンタリー映画祭でコーディネーターを務める藤岡朝子さん、そしてユー監督作品のワールドセールスを担当するジュー・リークンさんも同席し、トークは始まった。

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11/24 『最後の木こりたち』Q&A

IMGP3545s.jpg 11月24日、『最後の木こりたち』の上映後、ユー・グァンイー監督を迎えてQ&Aが行われた。中国・黒龍江省の木こりたちをとらえたドキュメンタリーであるこの作品は、ユー監督初の長編映画で、今年7月に韓国で行われた映画祭「シネマ・デジタル・ソウル」では最優秀作品賞を受賞している。会場からは、映画の中の木こりたちの生活について、さらに詳しく知りたいという質問が相次いだ。

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2007年11月23日

11/23 『ヘルプ・ミー・エロス』Q&A

IMGP3481s.jpg 11月23日、『ヘルプ・ミー・エロス』上映後、台湾のリー・カンション監督を迎えてQ&Aが行われた。本作はリー監督の第2作だが、実は初めて脚本を書いた作品であり、監督の人生で最も暗かった時期を扱っている。全編に強烈なビジュアル・イメージが展開する刺激的なこの作品は、ヴェネチア映画祭コンペティションで上映された際にも話題となり、今回のQ&Aでも観客からの質問が相次いだ。

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11/23 トークサロン「それぞれのシネマ」柳美里×イ・チャンドン

IMGP3450s.jpg MARUNOUCHI CAFEにて連日開催されているトークサロンも最終日を迎え、第8回東京フィルメックスの審査委員長でクロージング作品『シークレット・サンシャイン(原題)』の監督であるイ・チャンドンさんと、イ監督の大ファンだという芥川賞作家の柳美里さんが対談した。監督も柳さんの作品が韓国で初めて翻訳されて以来の読者とあって、念願の顔合わせが実現する形となり、今回の上映作品の見どころも含めて創作について語ってくれた。

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11/23 トークイベント「イスラエル映画最前線」

IMGP3423s.jpg 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「イスラエル映画最前線」と題してトークイベントが行われた。ゲストはコンペティション出品作品のイスラエル映画『テヒリーム』のラファエル・ナジャリ監督と、プロデューサーのフレッド・ベライシュさん。近年躍進の著しいイスラエル映画の歴史と現在について、たっぷり語ってもらう貴重な機会となった。

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11/23 『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』Q&A

IMGP3382s.jpg 11月23日、『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』の上映後、ハナ・マフマルバフ監督を迎えてQ&Aが行われた。ハナ監督は客席からの盛大な拍手に手を振り、はにかむような笑顔で登場。子どもたちの姿を通してアフガニスタンの現状を寓話的に描き、弱冠19歳にして映画作家としての力量を見せつけたハナ監督。観客からは、アフガンに暮らす人々が現在の状況をどのように感じているのかについての質問が相次いだ。

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11/23 トークイベント「キャメラマンの眼」(ゲスト:山崎裕)

IMGP3369s.jpg 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、第8回東京フィルメックスコンペティション審査員を務める、撮影監督の山崎裕さんをお迎えしてトークイベントが行われた。TVドキュメンタリーのキャメラマンとしてはすでに長いキャリアを持つ山崎さんだが、劇場映画で活躍するようになったのは1998年の是枝裕和監督作品『ワンダフルライフ』から。「映画の世界ではまだ新人」と照れる山崎さんに、司会の林 加奈子ディレクターがキャリアの変化から映画へのこだわり、監督との仕事術に至るまで幅広いお話をうかがった。

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11/23 トークイベント「映画の未来へ~子どもと映画~」

IMGP3336s.jpg 11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、コンペディション作品『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』のハナ・マフマルバフ監督、その兄でありプロデューサーのメイサム・マフマルバフさんの2人を迎え、トークイベントが行われた。アフガニスタンの少女の視点から戦争の無慈悲さを描いた『ブッダ…』を19歳で撮ったハナ監督には、第8回東京フィルメックスのキャッチフレーズである「映画の未来へ」にちなんで、「子どもと映画」というテーマから、幼い頃の映画体験や映画への思いを語ってもらった。

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2007年11月22日

11/22 『接吻』Q&A

IMGP3298s.jpg 11月22日、有楽町朝日ホールでの『接吻』上映後、万田邦敏監督を迎えてQ&Aが行われた。冴えない毎日を送るOLの京子が、テレビのニュースで知った凶悪殺人犯に興味を抱きのめり込んでいくというストーリーで、ラストは想像を超える展開をみせる。観客席からは熱心な質問が相次ぎ、関心の高さをうかがわせた。

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11/22 トークサロン「それぞれのシネマー音楽篇」安田芙充央×リー・カンション

IMGP3271s.jpg MARUNOUCHI CAFEにおいて連日ゲストをお招きして開催されているトークサロン。22日のゲストは第8回東京フィルメックスコンペティション作品『ヘルプ・ミー・エロス』のリー・カンション監督と、この映画で音楽を担当された安田芙充央さんのお二人。「それぞれのシネマ(音楽編)」と題して、リー監督と安田さんとの出会い、お二方の音楽に対する考え方などを語って頂いた。安田氏は海外、とりわけヨーロッパでの活躍が目覚しく、日本国内での活躍は写真家の荒木経惟氏とのコラボレーション(『アラキネマ』)などで知られる作曲家・ピアニストである。

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11/22 『接吻』舞台挨拶&ビデオメッセージ

IMGP3241s.jpg 11月22日夜、有楽町朝日ホールにおいて、コンペティション作品の『接吻』が上映された。上映に先立ち、監督の万田邦敏さんによる舞台挨拶が行われ、続いて主演の小池栄子さんから届いたビデオレターが公開された。埋め尽くされた観客席にいた、監督の妻で本作の脚本を手がけた万田珠実さんや、製作に携わった関係者の方も紹介され、華やかな雰囲気に包まれた。

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11/22 トークイベント「究極の恋愛映画」万田邦敏×蓮實重彦

IMGP3223s.jpg 11月22日、有楽町朝日ホール・スクエアにてトークイベントが行われ、第8回東京フィルメックスコンペティション作品『接吻』の万田邦敏監督と映画評論家の蓮實重彦さんが「究極の恋愛映画」について語った。『接吻』制作エピソードなども飛び出し、会場は大いに盛り上がった。平日にも関らず、開場前から長蛇の列ができるほどの盛況ぶりで、『接吻』への注目度の高さがうかがえた。

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11/22 『テヒリーム』Q&A

IMGP3202s.jpg 11月22日、『テヒリーム』上映後にラファエル・ナジャリ監督を迎えてQ&Aが行われた。「遠くの国の方々に映画を見ていただけて感激です。今までは映画を通して日本を見てきましたが、こうして長い旅路を経てやって来て、自分の足で歩き回れるのが夢のようです」と初来日の喜びを語ったナジャリ監督。前作『アヴァニム』が第5回東京フィルメックスで上映された際には残念ながら来日が実現しなかっただけに、嬉しさもひとしおだったようだ。客席にはプロデューサーのフレッド・ベライシュさんの姿も見えた。

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2007年11月21日

11/21 『ドラマー』Q&A

IMGP3167s.jpg 11月21日、『ドラマー』の上映後、香港のケネス・ビー監督を迎えてQ&Aが行われた。香港で揉め事を起こし、台湾へ逃げた若者が伝統的な太鼓演奏集団に出会い、成長していく様を描くこの作品は、主人公をジャッキー・チェンの息子、ジェイシー・チェンが演じている。ビー監督は、第1回東京フィルメックスで監督初の劇場映画である『スモール・ミラクル』を上映しており、フィルメックスでは今回が2度目の作品上映となった。

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11/21 トークサロン「それぞれのシネマ」飯田昌宏×ハナ・マフマルバフ

3131s.jpg 11/19より連日開かれているMARUNOUCHI CAFEでのトークサロン、本日のゲストは第8回東京フィルメックスコンペティション作品『ブッダは恥辱のあまり崩れ落ちた』のハナ・マフマルバフ監督、聞き手には国際情報誌「SAPIO」の副編集長を務める飯田昌宏さんを迎えて行われた。ハナ監督にとってアフガニスタンを扱った作品は『ハナのアフガンノート』に続きこの作品が2作目となる。国際問題を扱う編集者の立場からアフガニスタンの現状について質問する飯田氏に、監督が現地での撮影活動の経験も交えて答える形となった。

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11/21 トークイベント「香港映画最前線」

IMGP3065.jpg 11月21日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、コンペティション作品『ドラマー』のケネス・ビー監督、プロデューサーの一人ロサ・リーさん、そして主演のジェイシー・チェンさんの三人を迎え、トークイベントが行われた。和やかな雰囲気のなか、撮影秘話や最近の香港映画の傾向について語られた。ジャッキー・チェンのご子息ということでも知られるジェイシーさんのユーモアを交えた本音トークで、会場は度々笑いに包まれた。

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11/21 『13歳、スア』Q&A

kim-1.jpg 11月21日、『13歳、スア』の上映後、韓国のキム・ヒジョン監督を迎えてQ&Aが行われた。慕っていた父を亡くし、自分の本当の母親が別にいると信じる少女スアの多感な日々を描いたこの作品は、キム監督の長編第一作。スア役を「宮廷女官チャングムの誓い」『僕が9歳だったころ』で日本でも知られる名子役イ・セヨンが演じている。

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11/21 トークイベント「イ・チャンドン監督を囲んで」

2926-1.jpg 11月21日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて行われたトークイベントに、第8回東京フィルメックスのクロージング作品『シークレット・サンシャイン』のイ・チャンドン監督が登場。この作品は今年のカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、チョン・ドヨンが主演女優賞に輝いたことでも話題となっている。第3回東京フィルメックスでは『オアシス』で強い印象を残したイ監督。初のトークイベントには平日にも関わらず多くの人が集まり、関心の高さをうかがわせた。

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2007年11月20日

11/20 トークサロン「それぞれのシネマー音楽編」大友良英×岸野雄一

IMGP2862s.jpg 第8回東京フィルメックスと連動してMARUNOUCHI CAFEで開催されたトークサロン「それぞれのシネマ」、20日の音楽篇のゲストは、世界的に活躍する音楽家で映画音楽も多数手がける大友良英さんと、スタディストとして映画、音楽、著述と多彩な活動を展開する岸野雄一さん。もともと親交が深いだけにリラックスしたムードのなか、映像と音について、ユーモアを交えながら充実した内容の話を聞かせてくれた。

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11/20 トークイベント「映画の未来へ~新たな才能の発掘と育成~」

IMGP2832.jpg 11月20日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、今回審査員として来日したカンヌ国際映画祭代表補佐クリスチャン・ジュンヌさん、ベルリン国際映画祭<タレント・キャンパス>ディレクターであるドロテー・ヴェナーさんを迎え、トークイベントが行われた。第8回東京フィルメックスのキャッチフレーズである「映画の未来へ」にちなんで、テーマは若手映画作家の発掘と育成。現場を知るお二人の口から語られた貴重なお話を通じて、ふたつの映画祭に共通する若手作家の支援体制が浮かび上がった。

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11/20 『ジェリーフィッシュ(原題)』監督メッセージ

11月20日、有楽町朝日ホールにてエトガー・ケレト監督作品『ジェリーフィッシュ(原題)』の上映が行われた。当初来場予定であった監督は、幼いご子息の急病というハプニングで急遽来日がキャンセルとなったが、監督自身から届けられた日本の観客へのメッセージを、林 加奈子東京フィルメックスディレクターが読み上げた。

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2007年11月19日

11/19 日韓学生共同製作映画上映および日韓交流シンポジウム「アジア映画の未来」

IMGP2735.jpg 東京藝術大学の創立120周年を記念する事業の一環として、日本と韓国の学生が「Love or Misunderstanding」をテーマに共同で制作した映画2本の上映と、「アジア映画の未来」を話し合う日韓交流シンポジウムが行われた。今回の共同制作のように、近年アジア各国の間で合作などの交流が盛んになってきているなか、日韓の映画業界を牽引するパネリストたちが、アジア映画の現状と展望について議論を交わした。

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11/19 シンポジウム「インドの伝説的巨匠リッティク・ゴトクを語る」

IMGP2696.jpg 11月19日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、東京フィルメックスと国際交流基金との共催で、今回特集上映が組まれたリッティク・ゴトク監督の魅力を語るシンポジウムが開催された。監督のご子息リトバン・ゴトクさん、東海大学教授でベンガル史研究の臼田雅之さんをパネリストに迎え、インド映画のエキスパートである映画評論家の松岡環さんを司会進行役として、これまで日本では知られざる存在だったゴトク監督の作品世界や文化・社会的背景について、その姿に迫る貴重なお話を聞くことができた。

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11/19 『サントゥール奏者』舞台挨拶

DSC05149.jpg 11月19日夜、有楽町朝日ホールにおいて、特別招待作品の『サントゥール奏者』が上映された。本作はイラン映画史上の金字塔といわれる名作『牛』(69)や、第4回東京フィルメックスで上映された『郵便配達』(73)の巨匠ダリウシュ・メールジュイの最新作で、観客のなかには外国人の方も多く見受けられた。上映に先駆けて、来日したプロデューサーのファラマルズ・ファラズマンドさんが登壇し、舞台挨拶を行った。

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11/19 トークサロン「それぞれのシネマー美術篇」

DSC05173.jpg 11月19日、MARUNOUCHI CAFEで行われたトークサロン。小山登美夫さん (小山登美夫ギャラリー代表取締役) をゲストにお迎えして、<アートと映画>の幸福な関係、<映画のなかのアート>についてお話をうかがった。林 加奈子東京フィルメックスディレクターの幼稚園、小学校の同級生でもある小山登美夫さんだが、和やかな雰囲気の中にも鋭い視点と経験に裏打ちされた持論が飛び出した。

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11/19 『黄金の河』舞台挨拶

IMGP2578.jpg 11月19日有楽町朝日ホールにて、「リッティク・ゴトク監督特集~インドの伝説的巨匠」のスタートを飾る『黄金の河』が上映された。上映に先立ち、ゴトク監督のご子息である映画監督のリトバン・ゴトクさんに亡き父上の思い出を語っていただいた。ゴトク監督の最後の長編劇映画となった『理屈、論争と物語』では父子で共演。脚本執筆当時はまだ8歳だったというリトバンさんに、この作品は鮮烈な印象を残したという。

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2007年11月18日

11/18 『撤退』Q&A

IMGP2557.jpg 11月18日、有楽町朝日ホールで、アモス・ギタイ監督の最新作『撤退』が上映された。監督自身の来日は叶わなかったが、サンパウロからビデオメッセージが届けられるという嬉しいプレゼントが。上映後、脚本を担当したマリー=ジョゼ・サンセルムさんが登壇し、熱心なファンからの質問に答えた。

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11/18 トークサロン「それぞれのシネマ」ジャ・ジャンクー×行定勲

IMGP2542.jpg 11月18日、MARUNOUCHI CAFEにてトークサロンが行われた。ゲストは、今回『無用』『東』、短編『私たちの十年』と3作品が上映されるジャ・ジャンクー監督、審査員を務める行定勲監督のお二人。また特別ゲストとして、ジャ監督の作品『長江哀歌』に主演した女優のチャオ・タオさんも登場した。17日に上映されたオープニング作品『それぞれのシネマ』にちなんで、お二人の監督にそれぞれの映画体験の原点について語ってもらった。

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11/18 トークイベント「山本薩夫作品の魅力」

IMGP2537.jpg 東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールでの山本薩夫監督『忍びの者』上映後に、第8回東京フィルメックス審査員の行定勲監督と市山尚三プログラム・ディレクターによるトークイベントが行われた。山本監督作品から多くの衝撃を受けたという行定監督は、「もっと多くの若い人たちにも観てほしい」と訴える。その魅力について語る行定監督の言葉のなかに、作品に対する愛情や敬意を垣間見ることができた。

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2007年11月17日

11/17 『東』+『私たちの十年』舞台挨拶

IMGP2532.jpg 11月17日夜、シネカノン有楽町1丁目において、『東』と『私たちの十年』が上映された。上映に先駆けて、ジャ・ジャンクー監督、『私たちの十年』に主演した女優のチャオ・タオさんが登壇し、舞台挨拶を行った。

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投稿者 FILMeX : 22:00

11/17 『無用』Q&A

IMGP2499.jpg 第8回東京フィルメックス初日、特別招待作品としてジャ・ジャンクー監督の最新作『無用』が上映された。『長江哀歌』のヒットなどで日本にもファンの多いジャ・ジャンクー監督の最新作には多くの観客が集まった。この作品は今年のベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞している。上映後には監督と『長江哀歌』の主演女優でもあり、この作品のプロデュースも務めたチャオ・タオさんを迎えてのQ&Aが行われた。

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11/17 オープニングセレモニー

IMG_0096.jpg 第8回東京フィルメックスが初日を迎え、なごやかな雰囲気のなか、オープニングセレモニーと特別招待作品『それぞれのシネマ』の上映が行われた。同映画祭の林 加奈子ディレクターによる開幕宣言から、審査員代表の山崎裕さんの言葉、そして『それぞれのシネマ』上映にあたってのカンヌ映画祭代表からのメッセージなど、映画への深い愛情と強い想いを感じさせるフィルメックスらしい幕開けとなった。

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11/17 山本洋さん舞台挨拶「父、山本薩夫の思い出」

IMGP2355.jpg 第8回東京フィルメックス初日。オープニングセレモニーに先立って、東京国立近代美術館フィルムセンターにてスタートした、「山本薩夫監督作品特集~ザッツ<社会派>エンタテイメント」。最初を飾る『戦争と平和』の上映前、監督のご子息で映画プロデューサーの山本洋さんより挨拶の言葉を頂いた。

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2007年11月03日

11/2 プレイベント 「それぞれのシネマ談義」西島秀俊×塩田明彦 レポート

2291.jpg11月2日、MARUNOUCHI CAFEにおいて、「それぞれのシネマ談義」と題してトークショーが開催された。ゲストは俳優の西島秀俊さんと塩田明彦監督。「旅、土地、場所×映画の幸福な関係」をテーマに、『カナリア』(05)で組んだ二人の親密な関係がうかがえるトークとなった。

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投稿者 FILMeX : 19:05



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