11月19日(日)、有楽町朝日ホールスクエアBにて、国際批評フォーラム「映画批評の現在、そして未来へ」が開催され、映画評論家のジャン=ミッシェル・フロドンさんによる基調講演、続いて、パネルディスカッションが行われた。パネルディスカッションにはフロドンさんのほか、第18回東京フィルメックスの審査員を務めている映画評論家のクラレンス・ツィさん、ジャック・ターナー特集の解説を手がけた映画評論家のクリス・フジワラさん、字幕翻訳者としてフィルメックスとも縁の深い映画評論家の齋藤敦子さんが登壇した。司会は、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクター。
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ニュース/デイリーニュース
『相愛相親』シルヴィア・チャン監督舞台挨拶、Q&A
11月18日、TOHOシネマズ日劇にて、開会式に続きオープニング作品『相愛相親』が上映された。香港・台湾映画の大女優、シルヴィア・チャン監督が主演・脚本も務めた本作は、現代の中国を舞台に3世代の女性達の姿を丁寧に描いた作品。舞台挨拶に続き、上映後のQ&Aにチャン監督が登壇した。第16回東京フィルメックスでは、前作『念念』(15)が特別招待作品として上映されるとともに審査員も務め、今年の特別招待作品『山中傅奇』にも出演するなど、フィルメックスとは縁が深いチャン監督。
【レポート】第18回東京フィルメックス ラインナップ発表記者会見
10月5日、アンスティチュ・フランセ東京 エスパス・イマージュにて、第18回東京フィルメックスのラインナップ全25本が発表され、林加奈子東京フィルメックス・ディレクターと市山尚三プログラム・ディレクターが記者会見を行った。林ディレクターは、「今年もただならぬ映画が揃いました。奥深くて楽しい映画ばかり。皆さまの期待を裏切りません」と選定に自信をのぞかせつつ、「たくさんの方々に助けていただき、この日を迎えられ感謝しています」と挨拶した。
【レポート】4/18タレンツ・トーキョー2017 プレイベント実施報告
4月18日(火)、都内の国際交流基金さくらホールにて「タレンツ・トーキョー2017」のプレイベントが開催された。「タレンツ・トーキョー」とは、ベルリン国際映画祭の「ベルリナーレ・タレンツ」と提携し、アジア圏の監督・プロデューサーを対象に実施している人材育成プロジェクト。今回のプレイベントでは、「タレンツ・トーキョー2017」の募集開始を前に、3名の修了生によるトークショーを実施。現在も意欲的な活動を続ける修了生たちが、それぞれの体験を踏まえて、タレンツ・トーキョーの魅力を語った。
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『エグジール』リティ・パン監督Q&A
第17回東京フィルメックスも残すところ2日となった11月26日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『エグジール』の上映が行われ、上映後のQ&Aにリティ・パン監督が登壇した。第12回東京フィルメックスでクロージングを飾った『消えた画 クメール・ルージュの真実』(13)に続き、監督自身が経験したカンボジアの虐殺と飢餓の時代を描いている。
『ティクン~世界の修復』アハロン・トライテルさん(主演)Q&A
11月25日(金)、有楽町朝日ホールにて「特集上映・イスラエル映画の現在」の『ティクン~世界の修復』が上映された。本作は、イスラエル映画界気鋭のアヴィシャイ・シヴァン監督が手がけた新作で、ユダヤ教超正統派コミュニティで暮らす神学生の身に起こった出来事が静謐なモノクロ画面で展開する。今回、残念ながらシヴァン監督の来日は叶わなかったが、上映後に主演のアハロン・トライテルさんが登壇し、観客との質疑応答に臨んだ。 続きを読む