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『庭師』 The Gardener / Bagheban
イラン / 2012 / 87分
監督:モフセン・マフマルバフ (Mohsen MAKHMALBAF)

【作品解説】
19世紀半ばにイランで創始された宗教、バハイ教。世界平和を教義とし、他宗教への寛容といった特色を持つバハイ教は、イランでは布教を禁じられ、創始者バハオラがその生涯を終えたイスラエルのハイファにあるカルメル山に本部を構えている。モフセン・マフマルバフとその長男メイサムは、それぞれカメラを手にバハイ教の本部を訪れる。二人は世界各地から集まったバハイ教の信者たちにインタビューするのみならず、互いをカメラで撮りつつ、宗教について、また映画について、対話を重ねる。会話の中で次第に二人の世代的格差があらわになり、父に不満をぶつけたメイサムはひとりエルサレムへと向かう...。モフセンにとって久々の監督作品となる『庭師』は、バハイ教という特定の宗教についてのドキュメンタリーにとどまらず、宗教と戦争の関係など現在の世界が直面する様々な問題についての考察に満ちている。2009年のイラン大統領選挙後、沈黙を守っていたマフマルバフ・ファミリーの新たな出発点となることを予感させるユニークな作品である。





モフセン・マフマルバフ (Mohsen MAKHMALBAF)

1957年、テヘランに生まれる。若い頃から革命運動に身を投じ、投獄される。79年のイスラム革命を機に釈放された後は、小説・戯曲を発表し、大衆の熱狂的支持を得る。82年『Nasouh's Repentance』で映画監督としてデビュー。87年の『サイクリスト』は数々の国際映画祭で上映され、大きな話題を呼んだ。家族で映画に携わっており、妻マルズィエ・メシュキニ、長女サミラ、次女ハナも映画監督、長男メイサムはプロデューサー。その他の代表作は『行商人』(86)、『サラーム・シネマ』(94)、『ギャベ』(95)、『パンと植木鉢』(95)、『サイレンス』(97)、『カンダハール』(01)、『セックスと哲学』(05)など。本作は第7回東京フィルメックスで上映された『スクリーム・オブ・アント』(06)以来、6年ぶりの監督作品。







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