TOKYO FILMeX ( 2013年11月24日 18:30)
第14回東京フィルメックス2日目となる11月24日、有楽町朝日ホールにて、コンペティション部門の『見知らぬあなた』が上映され、チュエン・リン監督が上映後のQ&Aに登壇した。本作が監督デビュー作というリン監督。まず司会の市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターが、何故あえて「夫婦」という難しい題材に挑戦したのか、と訊ねた。
TOKYO FILMeX ( 2013年11月24日 15:30)
11月24日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『カラオケ・ガール』の上映が行われた。本作では、出稼ぎでバンコクの夜の世界に身を投じた女性の日常が、ポップな色彩のもと生々しく描かれる。上映後のQ&Aには本作が監督デビュー作となるウィッサラー・ウィチットワータカーン監督とプロデューサーのポーンナット・ラッタナウィットさんが登壇した。
TOKYO FILMeX ( 2013年11月23日 22:00)
11月23日、有楽町朝日ホールに特別招待作品『微笑み絶やさず』が上映され、上映後のQ&Aにモフセン・マフマルバフ監督が登壇した。林 加奈子ディレクターは「ようこそいらしてくださいました。初めてのフィルメックスですね」と監督の登場を歓迎した。マフマルバフ監督の作品自体は、過去のフィルメックスでも『カンダハール』(01)、『セックスと哲学』(05)、『スクリーム・オブ・アント』(06)、『庭師』(12)が上映されているが、映画祭への出席は初。今年は審査委員長を務めている。フィルメックスの長年の熱意が結実した形だ。マフマルバフ監督は「フィルメックスは、芸術性や作家性が強い映画を支援する映画祭だと聞いています。参加できることを嬉しく思います」と挨拶した。
TOKYO FILMeX ( 2013年11月23日 19:30)
東京・有楽町朝日ホールで11月23日、第14回東京フィルメックスが幕を開けた。開幕式に登壇した林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターは、「映画人生をかけて厳選しました。今年は、ことさらに、特別に素晴らしい作品がそろいました。本当です」と力強く宣言。「映画の力を信じる充実の9日間をご一緒しましょう」と、これからスタートするプログラムへの自信をのぞかせた。
TOKYO FILMeX ( 2013年11月21日 00:06)
第14回東京フィルメックス開幕まであと2週間と迫った11月某日。東京フィルメックス事務局にて、今年のコンペティション部門審査員を務める渡辺真起子さんのメディア取材が行われた。園子温監督『愛のむきだし』(09)、内田伸輝監督『おだやかな日常』(13)などの出演作が過去上映され、また観客としてもご来場いただくなどフィルメックスに縁の深い渡辺さんに、本映画祭への想いと審査員としての意気込みを伺った。
TOKYO FILMeX ( 2013年11月13日 22:30)
11月13日marunouchi café SEEKにて、水曜シネマ塾「映画字幕翻訳セミナー」が開催された。東京フィルメックスでは2006年から、三菱地所、丸の内カフェとの共催で国内外からさまざまなゲストを招き、映画に関する多くのセミナーを企画している。2009年から中国語通訳・翻訳家の樋口裕子さんの発案で始まった字幕翻訳セミナーは、昨年も同会場にて2回にわたって開催され、好評を博した。今回も定員を超えた参加申込みがあり、外国映画を見る上で欠かせない映画字幕への関心の高さをうかがわせた。前回同様、映画評論家・字幕翻訳家の齋藤敦子さんをゲストに迎え、樋口さんとのトークを繰り広げた。
TOKYO FILMeX ( 2013年11月11日 19:16)
今年で3回目を迎え、定着してきた感のある学生審査員賞。コンペティション部門出品作の中から、東京学生映画祭が選出した3名の学生審査員による審査を経て、1作品に賞が贈られる。本年の学生審査員は、第25回東京学生映画祭で実写部門グランプリ『ぽんぽん』を監督した中村祐太郎さん(多摩美術大学3年)、同部門準グランプリ『circle』監督の川和田恵真さん(早稲田大学4年)、同本選出場作『薄いしきり』監督の須山拓真さん(青山学院大学4年)の3名。これに同映画祭企画委員会の千葉花桜里さん(日本大学2年)を加えた4名に、普段の映画鑑賞のことやフィルメックスへの期待などについて、東京フィルメックス事務局で対談してもらいました。
TOKYO FILMeX ( 2013年10月24日 17:53)
10月20日、韓国文化院にて、キム・ドンホ監督『JURY』の上映およびトークショーが行われた。22日まで開催された「コリアン・シネマ・ウィーク」の一幕。
キム監督は、1996年に釜山国際映画祭を創立し、15年にわたってディレクターを務めた。監督デビュー作となる本作は、2012年に10周年を迎えたアシアナ国際短編映画祭の開幕上映作品にも選ばれた。タイトルにもなっている『JURY』は英語で「審査員」を意味し、本作でも5人の個性豊かな審査員が、映画祭の受賞作をめぐって議論する。映画祭の裏側をユーモアたっぷりに描いた短編映画だ。
トークショーの聞き手は、元キネマ旬報編集長の掛尾良夫さん。
TOKYO FILMeX ( 2013年10月21日 15:24)
10月18日から22日まで、第26回東京国際映画祭提携企画・KOREA CENTER開館記念として韓国文化院ハンマダンホールにて開催されている「コリアン・シネマ・ウィーク2013」。10月19日には、第11回東京フィルメックスのクロージング作品でもあった『ポエトリー アグネスの詩』(2010)が上映され、上映後にはイ・チャンドン監督によるトークショーが行われた。聞き手は、韓国映画に造詣の深いキネマ旬報顧問で城西国際大学メディア学科教授の掛尾良夫さん。
TOKYO FILMeX ( 2013年10月15日 13:59)
10月12日、KAWASAKIしんゆり映画祭(川崎市アートセンター他)にて「東京フィルメックスinしんゆり」が開催された。「映画は人生を変える?」というテーマのもと、前年度の東京フィルメックスコンペ部門からはハオ・ジェ監督の『ティエダンのラブソング』が選ばれた。ハオ監督の作品は処女作の『独身男』(2010)に引き続き、本企画には早くも二度目の登場。縁のある監督作品ということもあり、会場には多くの観客が詰めかけた。上映後は市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターによるトークが行われた。聞き手はしんゆり映画祭スタッフの田口茜さん。
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