2006年11月26日
『黒眼圏(くろめけん)』Q&A
第7回東京フィルメックスのクロージング作品は、ツァイ・ミンリャン監督の最新作『黒眼圏』。上映終了後のQ&Aには当日に台湾から到着した、チェン・シャンチーさんが登場。監督の作品には欠かせないヒロインです。白いドレスをまとって現れた姿は、まるで妖精のように可憐な美しさでした。
投稿者 FILMeX : 22:00
授賞式、クロージング・セレモニー
11月17日から10日間行われた第7回東京フィルメックスも、無事に最終日を迎え、有楽町朝日ホールでは授賞式が行われました。クロージング作品『黒眼圏』の上映を前に、会場は満員の観客の熱気に包まれました。
投稿者 FILMeX : 20:00
『世紀の光』Q&A
『ブリーフリー・ユアーズ(02)』、『トロピカル・マラディ(04)』で2度の東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞しているアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が、最新作『世紀の光』の上映後、舞台に登壇し、熱心なファンとのQ&Aを行いました。
投稿者 FILMeX : 16:00
『ハンモック』Q&A
日本では昨年、ウルグアイ映画の『ウィスキー』が公開され話題を呼んだが、同じく南米にあるパラグアイから素晴らしい作品が届いた。『ハンモック』はパス・エンシナ監督の長編デビュー作であり、カンヌ映画祭史上初めて正式上映作品に選ばれたパラグアイ映画だ。観客に新鮮な驚きと深い余韻を残した上映後、Q&Aに登壇したエンシナ監督は「観客の皆さま一人一人に駆けつけていただいたこと、大変嬉しく思っています」と挨拶した。
投稿者 FILMeX : 13:00
『審査結果』記者発表
有楽町朝日ホール11階スクエアにキム・ドンホ審査委員長、クリス・フジワラ氏、オ・ジョンワン氏、大島ともよ氏、諏訪敦彦氏の審査員全5名が集まり、第7回東京フィルメックス・コンペティションの受賞結果会見が行なわれた。記者たちの注目が集まる中、キム・ドンホ審査委員長より受賞作品が発表された。
投稿者 FILMeX : 13:00
2006年11月25日
スクエア・トークイベント『進化するイラン映画』
『りんご、もうひとつある?』『半月』『メン・アットワーク』『スクリーム・オブ・アント』『オフサイド』…第7回東京フィルメックスのラインナップにはイラン映画の秀作が数多く含まれています。バフマン・ゴバディ監督(『半月』)、バイラム・ファズリ監督(『りんご、もうひとつある?』)、マニ・ハギギ監督(『メン・アットワーク』)、アッバス・ガザリさん(映画プロデューサー)らイランの次世代を担う映画人が、有楽町朝日ホール11階スクエアに集結、『進化するイラン映画』をテーマにトークイベントが行われました。
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投稿者 FILMeX : 17:00
『半月』Q&A
前作『亀も空を飛ぶ』で第5回東京フィルメックス審査員特別賞とアニエスベー観客賞を受賞したバフマン・ゴバディ監督の新作『半月』は、イラクでのコンサートを目指すクルド人ミュージシャンたちを描いたロードムービー。今年9月にスペインで開かれたサンセバスチャン映画祭ではグランプリなど3つの賞を受賞している。おなじみの笑顔で登壇したバフマン・ゴバディ監督は「東京フィルメックスでは皆さんとても親しく受け入れて下さるので、本当に自分の家にいるような気がします」と挨拶した。
投稿者 FILMeX : 16:00
スクエア・トークイベント『中国映画最前線』
昨年行なったトークショー『中国映画のいま』では3世代の監督によるそれぞれの中国映画への考え方を掘り下げた東京フィルメックス。今回のトークショーには、これからの中国映画を担う若い世代の監督に語ってもらうべく、ハン・ジェ監督(『ワイルドサイドを歩け』)と、昨年に引き続き参加のイン・リャン監督を迎えた。
投稿者 FILMeX : 14:00
2006年11月24日
アニエスベー Director’s Talk@MARUNOUCHI CAFE <ニュー・クラウンド・ホープ>関連トーク 第2部
第7回東京フィルメックスで上映された『半月』(バフマン・ゴバディ)、『オペラジャワ』(ガリン・ヌグロホ)、『ハンモック』(パス・エンシナ)、『世紀の光』(アピチャッポン・ウィーラセタクン)、『黒眼圏』(ツァイ・ミンリャン)。実はこれら5作品は、モーツァルト生誕250周年を記念して企画された<ニュー・クラウンド・ホープ>というプロジェクトの一環で制作されたものだということをご存知だろうか。今回、MARUNOUCHI CAFEで行われたトークショーでは、5作品のうち、『半月』のバフマン・ゴバディ監督と『ハンモック』のパス・エンシナ監督をお迎えして、<ニュー・クラウンド・ホープ>に参加するまでの経緯、モーツァルトとのかかわりなどについて伺った。
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投稿者 FILMeX : 21:00
『オペラジャワ』Q&A
インドネシアを代表する映画作家ガリン・ヌグロホの新作は、古代叙事詩『ラーマーヤナ』の物語に現代美術を融合させ、国際的なダンサーたちを配した豪華絢爛なガムラン・ミュージカル。ヌグロホ監督は現代の農村における暴力的な紛争を描きながら、ジャワ古典劇の世界をスクリーンに現出してみせた。
投稿者 FILMeX : 21:00
『メン・アット・ワーク』Q&A
上映後、マニ・ハギギ監督が登場し「映画と共に日本に来られて嬉しい」と挨拶。今作品はアッバス・キアロスタミ監督の原案に基づいて映画化したもの。観客からは映画の設定や俳優の使い方への質問が寄せられました。
投稿者 FILMeX : 18:00
2006年11月23日
『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』Q&A
上映後、映画の興奮が冷めやらぬ中、舞台上にリュ・スンワン監督が登場し、客席に集まった多くのお客様とのQ&Aが行われました。スンワン監督は「第1回東京フィルメックスでも上映していただいた『ダイ・バッド 死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか(00)』のときは、平日でお客様も少なかったのですが、今日はたくさん来ていただいて、6年前のことは忘れました(笑)ありがとうございます」と挨拶。
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投稿者 FILMeX : 22:00
『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』舞台挨拶
冷たい雨が降りしきる中駆けつけたたくさんのファンを前に、『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』リュ・スンワン監督の舞台挨拶が行われました。ポスターの題字を指を切って血で書いた(!?)”ロマンポルシェ”の掟ポルシェさんが応援にかけつけ、司会のまあくまさこさん(以下:MC)と共に会場を大いに盛り上げました。
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投稿者 FILMeX : 20:00
スクエア・トークイベント『プサン映画祭と韓国映画の躍進』
有楽町朝日ホール11階スクエアにて、今回の審査委員長でプサン国際映画祭のディレクターであるキム・ドンホ氏、同じく審査員で『ユア・マイ・サンシャイン』など数々の作品を手がけるプロデューサーのオ・ジョンワン氏、特別招待作品『相棒?シティ・オブ・バイオレンス―』のリュ・スンワン監督を迎えてプサン映画祭と韓国映画について語るトークイベントが開催された。会場は立ち見が出るほどの盛況となり、日本での韓国映画のいまだ衰えぬ人気と関心の高さを伺わせた。
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投稿者 FILMeX : 19:00
『幸福』舞台挨拶
『バッシング』で第6回東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した小林政広監督が、再び有楽町朝日ホールに登場。監督の他、元ARBの歌手として多くのミュージシャンからも支持を受け、俳優活動もめざましい石橋凌、主に舞台女優として活躍し、今回映画初出演の桜井明美、多くのCMで活躍する橘実里が続々と登壇し、舞台挨拶が行なわれた。
投稿者 FILMeX : 18:00
スクエア・トークイベント『映画編集の極意』
映画における「編集」は、作品の質を最終的に決めるといっても過言ではないほど重要な工程だ。第7回東京フィルメックスの審査員を務める大島ともよさんは、30年以上に渡って数々の映画作品やテレビ番組の編集を手がけている。現在も映画編集者として第一線で活躍なさっている大島さんに、作品において編集の果たす役割や、編集者としてかかわってきた監督たちについてのエピソードを語っていただいた。
投稿者 FILMeX : 16:00
『天国へ行くにはまず死すべし』Q&A
『右肩の天使』で第3回東京フィルメックス審査員特別賞を獲得したジャムシェド・ウスモノフの新作『天国へ行くにはまず死すべし』。上映後のQ&Aでは、前作でも撮影を担当した撮影監督のパスカル・ラグリッフルが登壇。脚本執筆中のため来日できなかった監督に代わって、来場した観客に感謝を述べた。
投稿者 FILMeX : 14:00
2006年11月22日
『アザー・ハーフ』Q&A
『あひるを背負った少年』で第6回東京フィルメックス審査員特別賞を受賞したイン・リャン監督。第7回に合わせて撮ってくれた新作『アザー・ハーフ』では、法律事務所に相談にやってくる人々を人間味豊かに描いています。上映後、イン・リャン監督とプロデューサーのペン・シャン氏を迎え、観客とのQ&Aが行なわれました。
投稿者 FILMeX : 22:00
『マキシモは花ざかり』Q&A
フィリピンのマニラを舞台にした『マキシモは花ざかり』は、スラムに暮らす人々の生き生きとした姿が印象的な作品。とりわけ、女の子の格好をするのが大好きな主人公の少年マキシモの愛らしさは多くの観客の心をとらえたようだ。沖縄に何度も滞在しているというアウレウス・ソリト監督は、上映終了後のQ&Aで「こんにちは、ハイサイ!」と沖縄方言で挨拶し、会場を沸かせた。
投稿者 FILMeX : 19:00
2006年11月21日
『りんご、もうひとつある?』Q&A
撮影監督として長いキャリアを持つバイラム・ファズリの長編監督デビュー作、『りんご、もうひとつある?』。時代・時間・場所を敢えて特定しなかったという不思議な世界とストーリーが、観るものの想像力を掻き立てる。上映後にファズリ監督を招いて行なわれた観客とのQ&Aでも、独特の世界観への質問が飛び交った。
投稿者 FILMeX : 22:00
2006年11月20日
『クロース・トゥ・ホーム』Q&A
中東地域の長い抗争の歴史でもかつてない程の、市民生活における緊張と繰り返される流血の応酬。平和な毎日を過ごしていては、あるいは一般の映画ファンというだけであれば、ともすれば見過ごしたくなる現実を、一方の当事者の国に暮らす2人の女性が鋭く鮮やかに切り出して見せた。大上段に「社会派」を構えるのではなく、ただ、イスラエルの若い女性兵士たちの日常と非日常とを交錯させて。
投稿者 FILMeX : 22:00
2006年11月19日
『ヴィオランタ』トークショー
今年の8月に惜しまれつつも亡くなった、スイス出身のダニエル・シュミット監督を追悼し、19日は2作品が上映された。『ヴィオランタ』の上映に先立ち朝日ホールで行われたトークショーでは黒沢清監督をお招きし、監督自身がシュミット作品から受けた影響や、シュミット監督と遭遇したエピソードについて語っていただいた。
投稿者 FILMeX : 20:00
『叫(さけび)』Q&A
東京芸術大学大学院教授、『CURE』『回路』など自作をノべライズする小説家など多彩な顔を持ち、ヨーロッパでは<アキラではない、もう一人のクロサワ>として名高い、黒沢清監督の最新作は、第63回べネチア国際映画祭特別招待作品として出品された『叫(さけび)』である。今回の東京フィルメックスでも特別招待作品として上映された。上映終了後に設けられたQ&Aの模様をお伝えする。
投稿者 FILMeX : 18:00
『叫(さけび)』舞台挨拶
雨と寒気に見舞われた日曜日となったが、黒沢清監督最新作である『叫(さけび)』の上映を控えた場内は、多くの人々の熱気に包まれていた。開映前の舞台挨拶には、黒沢清監督と主演の役所広司が登場。
投稿者 FILMeX : 17:00
『地獄の饗宴』トークショー
第7回東京フィルメックスの特集上映「岡本喜八 日本映画のダンディズム」。東京国立近代美術館フィルムセンターでの『地獄の饗宴』上映の後、製作現場での岡本監督について、寺田農さんと寺島進さんのおふたりに語って頂きました。
投稿者 FILMeX : 14:00
2006年11月18日
アニエスベー Director’s Talk@MARUNOUCHI CAFE ジャ・ジャンクー監督を囲んで
大盛況のうちに上映された第7回東京フィルメックスのオープニング作品『三峡好人(原題)』は、ダムに沈もうとする都市に、ままならぬ人生を生きる二人の男女の姿を重ね、東京の観客にも鮮烈な印象を残した。この作品でベネチア国際映画祭金獅子賞を獲得し、世界がいまもっとも注目する映画作家、ジャ・ジャンクー監督と、同監督のこれまでの4作品でヒロインを演じてきた女優チャオ・タオ。今回のトークイベントはMARUNOUCHI CAFE2階の落ち着いた空間に2人を招き、じっくり語ってもらう貴重な機会となった。
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投稿者 FILMeX : 19:00
『独立愚連隊』舞台挨拶
上映開始前に、岡本喜八監督夫人である岡本みね子さんが登壇し、挨拶を行なった。
みね子夫人は「今日はみなさん来ていただいて、ありがとうございました。お客さんが誰も来ていなかったら・・・と心配でしたが、たくさんの方に来ていただいて、天国の喜八も喜んでいると思います。感謝の言葉をいくらいっても足りないくらいです」というと、感極まったように言葉をつまらせた。
投稿者 FILMeX : 16:00
『結婚のすべて』トークショー
軽快なテンポを持ち味として独創的に映画の面白さを追求し、去年惜しまれつつも亡くなった、“日本映画のダンディズム”岡本喜八監督との思い出を、監督デビュー作『結婚のすべて』上映後に、女優・雪村いづみさんと、監督夫人でプロデューサーの岡本みね子さんが語った。
投稿者 FILMeX : 15:00
2006年11月17日
『三峡好人(原題)』Q&A
今年のベネチア映画祭でサプライズ上映され、見事に最高賞の金獅子賞を獲得した『三峡好人(原題)』。アジアばかりでなく、世界中の注目を集めるジャ・ジャンクー監督の新作であり、今回の東京フィルメックスのオープニング上映とあって会場は映画ファンによって埋め尽くされました。盛大な拍手の中で作品の幕が下りると、Q&Aでは客席から次々と質問が寄せられ、作品への関心の高さが会場の熱気から伝わってきました。
投稿者 FILMeX : 22:00
オープニング・セレモニー、『三峡好人』舞台挨拶
サポーターと関係者の尽力を得て準備を進めてきた東京フィルメックスが、ついにオープニングの日を迎えた。東京国際フォーラムホールCの会場は、17日夕刻からザワザワと人が集まり始めた。海外を含む多くのメディア関係者や支援企業の方も来場する芸能イベントにしては落ち着いた雰囲気と静かなざわめきを作り出しているのは、ほんとに映画が好きで足を運んできたひとが多いからに違いない。注目のゲストも迎えたオープニングセレモニーの様子をお伝えしよう。
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投稿者 FILMeX : 19:30