デイリーニュース

2008年11月30日

閉会式

closing_1.jpg 11月22日より始まった第9回東京フィルメックスは、11月30日、有楽町朝日ホールにて閉会式を迎え、最優秀作品賞・審査員特別賞(コダックVISIONアワード)・アニエスベー・アワード(観客賞)が発表された。コンペティション部門10作品を審査した5人の審査員が登壇し、林 加奈子東京フィルメックスディレクター同席のもと、J-waveのサッシャさんの司会によって閉会式が行われた。

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投稿者 FILMeX : 21:00

受賞会見

kaiken_1.jpg 第9回東京フィルメックスの最終日となる11月30日。閉会式に先立ち、国内外のマスコミ関係者が見守るなか、今年のコンペティション作品の受賞会見が行われた。野上照代審査委員長はじめ、レオン・カーファイさん、ソン・イルゴン監督、イザベル・レニエさん、レオン・カーコフさんの審査員全員が出席。野上審査委員長が今年の総括を述べるとともに、受賞作品を発表した。

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投稿者 FILMeX : 15:00

『ティトフ・ヴェレスに生まれて』Q&A

titov_1.jpg 11月30日、特別招待作品『ティトフ・ヴェレスに生まれて』が有楽町朝日ホールにて上映された。ティトフ・ヴェレス(ヴェレスの旧称)という、ユーゴスラビアの歴史的指導者であったチトーの名前がつけられた産業都市を舞台に、3姉妹の心情や生活を色彩豊かに描いた映画である。上映終了後、テオナ・ストゥルガー・ミテフスカ監督が登壇しQ&Aが行われた。映画のなかでの印象的な色使い、ミテフスカ監督の出身国であるマケドニアやチトーについての質問が観客から相次ぎ、ひとつひとつ丁寧に答えるミテフスカ監督の真摯な姿勢が印象的だった。

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2008年11月29日
『愛のむきだし』Q&A

mukidashi_1.jpg 11月29日、特別招待作品として有楽町朝日ホールにて上映された『愛のむきだし』上映終了後、監督の園子温氏を迎えてQ&Aが行われた。上映後も会場内は、4時間にわたる興奮の余韻を残す観客たちの熱気で満ち溢れていた。

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投稿者 FILMeX : 22:00

『愛のむきだし』舞台挨拶

mukidashi_stage_1.jpg 11月29日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『愛のむきだし』が上映された。上映前には、園子温監督と主要キャスト4名による舞台挨拶が行われた。『愛のむきだし』は上映時間237分という壮大なスケールのラブストーリーだが、上映時間の長さにもかかわらず、会場には若い女性を中心にたくさんの観客が詰めかけ、場内はただならぬ熱気で満ちていた。

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投稿者 FILMeX : 17:00

トークイベント「『愛のむきだし』を楽しむために」

miyasono_1.jpg 11月29日、特別招待作品『愛のむきだし』上映に先立ち、園子温監督と宮台眞司さんのトークイベントが有楽町朝日ホールの11階スクエアで行われた。『愛のむきだし』は、実話をベースに、盗撮マニアの主人公ユウと敬虔なクリスチャンの父、理想の女性マリアとしてユウと出会うヨーコら複雑な関係を、愛と信仰と性、希望と絶望を行き来しつつ描いた、壮大でスピード感あふれる237分の超大作である。首都大学東京教授で社会学者の宮台眞司さんはさまざまな角度から質問を投げかけて問題提起し、園監督が言葉を選びつつ独自の映画観と世界観を語った。

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投稿者 FILMeX : 16:30

トークイベント「映画の未来へ~<「映画」の時間と映画教育>~」

kodomo_1.jpg 11月29日、フィルメックス映画祭のプロジェクトである「えいがのじかん」本年度講師の中江裕司監督と、同じく、来年度講師である篠崎誠監督によるトークイベント「映画の未来へ~<「映画」の時間>と映画教育~」が有楽町朝日ホール11階スクエアにおいて行われた。小学生・中学生を対象にした映画制作ワークショップ<「映画」の時間>での映画制作エピソードとワークショップを通じてみる「映画の未来」への可能性について楽しく語る、和やかなイベントとなった。

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投稿者 FILMeX : 15:00

『ショーガ』Q&A

chouga_4.jpg 11月29日、コンペティションの一本として上映された『ショーガ』のQ&Aが開催され、プロデューサーのリマラ・ジェクセンバエワさんが駆けつけた。本作はダルジャン・オミルバエフ監督が文豪トルストイの名作「アンナ・カレーニナ」を映画化した作品で、急激な変化を続けるカザフスタンの社会を背景に、家庭のある女性が愛を見つけ年下の男に走る姿とその後の悲劇を描いている。

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投稿者 FILMeX : 14:00

2008年11月28日
トークイベント「それぞれのシネマ 日本映画[俳優×映画]編」

teranishi_1.jpg 第9回東京フィルメックスの会期中に、4回にわたって繰り広げられたトークイベント「それぞれのシネマ」。丸の内カフェで11月28日、最終回となる「日本映画編」が催された。映画やテレビにひっぱりだこの俳優、寺島進さんと西島秀俊さんをゲストに迎え、日本映画を取り巻く現状と過去・未来について、時に厳しく、時に笑いを交えてたっぷり語っていただいた。

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2008年11月27日
『バシールとワルツを』Q&A

bashir_qa_1.jpg 11月27日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『バシールとワルツを』が上映された。“サブラ・シャティーラ事件”と呼ばれるパレスチナ難民の大量虐殺を引き起こしたレバノン戦争の記憶を掘り起こそうとするこの作品は、ドキュメンタリーをアニメーションで再現するというユニークな試みがなされている。上映後に、アニメーション監督のヨニ・グッドマンさんによるQ&Aが行われると、「アニメーションに興味がある」という観客から熱心な質問が相次いだ。

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投稿者 FILMeX : 22:00

トークイベント「『バシールとワルツを』予備知識講座」

bashir_lec_3.jpg 11月27日、コンペティション作品『バシールとワルツを』の上映に先立ち、有楽町朝日ホール11階スクエアにて「『バシールとワルツを』予備知識講座」と題したトークイベントが開催された。この作品はイスラエルのアリ・フォルマン監督が、自ら従軍した1982年の第一次レバノン戦争とその中で起こった「サブラ・シャティーラ事件」と呼ばれる虐殺事件の記憶を辿るドキュメンタリーである。この戦争と事件について、防衛大学校国際関係学科教授の立山良司さん(中東現代政治)をお迎えしてレクチャーしていただいた。

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投稿者 FILMeX : 20:00

『木のない山』Q&A

treeless_1.jpg 11月27日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『木のない山』が上映された。母親に見捨てられた幼い姉妹が前向きに力強く生きていく日々を描いたこの作品は、韓国に生まれ、現在はアメリカに在住するソヨン・キム監督の長編第2作目。上映後、温かい拍手が沸いた会場のステージには、キム監督とプロデューサーのブラッドリー・ラスト・グレイさんが登場し、和やかな雰囲気のなかQ&Aが行われた。

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投稿者 FILMeX : 19:00

2008年11月26日
『べガス』Q&A

vegas_1.jpg 11月26日、特別招待作品の『ベガス』が、有楽町朝日ホールにて上映された。上映に先立ち、アミール・ナデリ監督の強い希望により、当初は予定になかった舞台挨拶が急遽開催される運びとなった。林 加奈子東京フィルメックスディレクターの紹介を受けたナデリ監督が舞台に登壇すると、会場は大きな拍手に包まれた。上映が終わると、再び監督を迎え、Q&Aがおこなわれた。

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投稿者 FILMeX : 22:00

トークイベント「それぞれのシネマ ブラジル [アート×映画]編」

art_4.jpg 11月26日、トークイベント「それぞれのシネマ ブラジル [アート×映画]編」が丸の内カフェにて行われた。第9回東京フィルメックスではブラジル映画に焦点を当てているが、東京都現代美術館では10月12日より「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展が開催されている。アートと映画を巡り、同美術館チーフ・キュレーターの長谷川祐子さんと駐日ブラジル大使館公使のジョアォン・バチスタ・ラナリ・ボさんがトークが繰り広げた。

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投稿者 FILMeX : 21:30

トークイベント「巨匠ナデリ大いに語る」

naderi_1.jpg 11月26日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、特別招待作品『ベガス』の上映に先立ちアミール・ナデリ監督によるトークイベントが行われた。ナデリ監督と東京フィルメックスの縁は深く、今回は『マラソン』(02)、『サウンド・バリア』(05)に続き3回目の出品となる。イラン出身のナデリ監督は、現在アメリカ・NYに活動の拠点を置き、大学で学生たちに映画について教えるなどその活動は多岐にわたる。トークイベントでは大学での教え方や『ベガス』の制作資金集めに関する仰天エピソードなどを大いに語った。

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投稿者 FILMeX : 19:30

『ヘアカット』Q&A

haircut_1.jpg 11月26日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『ヘアカット』の上映が行われた。髪を少年のように短くした少女の苦い青春を描いたこの作品は、中央アジア・カザフスタンから届けられた。上映後、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの紹介を受け、成田空港から直接会場に駆けつけたというアバイ・クルバイ監督が登壇すると、会場は温かな拍手に包まれた。

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投稿者 FILMeX : 19:00

トークイベント「『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』のできるまで」

saopaulo_1.jpg キリスト教の聖パウロに由来する名を持つ街、サンパウロ。その街の表情を世界各国の監督が17つの視点で綴った特別招待作品『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』を題材に、「『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』のできるまで」と題したトークショーが、朝日ホール11階スクエアで11月26日行われた。イベントには第9回東京フィルメックスの審査員でもありサンパウロ映画祭代表でもあるレオン・カーコフさん、オムニバスの1本『オデッセイ』のダニエル・トマス監督、さらに『ウェイトレス』の吉田喜重監督、そして女優の岡田茉莉子さん来場し、日本・ブラジルから4名のゲストがそれぞれの作品にまつわるエピソードや思いを語った。

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投稿者 FILMeX : 17:00

2008年11月25日
トークイベント「それぞれのシネマ ブラジル[音楽×映画]編」

music_1.jpg 第9回東京フィルメックスの関連イベントとして、「それぞれのシネマ」と銘打ったトークサロンが、MARUNOUCHI CAFEで開催されている。このイベントの2日目にあたる11月25日は、「ブラジル[音楽×映画]編」と題して、音楽プロデューサーでラジオ番組ディレクターの中原仁さんをゲストに、インテリア・ブランドの「IDEE」でIDEE Recordsを担当する大島忠智さんがお話を伺う形で、ブラジル音楽と映画の密接なつながりに関するトークが繰り広げられた。

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投稿者 FILMeX : 22:30

トークイベント「野上照代さんを囲んで」

nogami_1.jpg 11月25日、元黒澤プロ プロダクションマネージャーであり、第9回東京フィルメックスコンペティションの審査委員長を務める野上照代さんと元ベルリン国際映画祭のフォーラム部門ディレクターである、ウルリッヒ&エリカ・グレゴール夫妻のトークイベントが有楽町朝日ホール11階スクエアにおいて行われた 。野上さんから見た現場での黒澤監督のエピソードを中心に、国際映画祭でも評価の高かった黒澤映画について、映画界の重鎮による熱いトークが交わされた。

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投稿者 FILMeX : 19:00

『黄瓜』Q&A

cucumber_1.jpg 11月25日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『黄瓜(きゅうり)』の上映後、チョウ・ヤオウー監督を迎えてQ&Aが行われた。北京に暮らす3組(工場を解雇された中年男と家族・映画監督志望の青年と彼女・屋台で野菜を売る親子)の日常を並行して描いたこの作品は、32歳のチョウ監督の長編第一作目。「今回初めて東京に来ました。東京フィルメックスに参加できて本当にうれしい」と初々しく挨拶すると、女性客からも積極的に質問が飛んだ。

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投稿者 FILMeX : 18:00

トークイベント「中国映画のいま」

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11月25日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて「中国映画のいま」と題したトークイベントが行われた。ゲストは、いずれもコンペティション作品である『サバイバル・ソング』のユー・グァンイー監督、『黄瓜』のチョウ・ヤオウー監督、『完美生活』のエミリー・タン監督とプロデューサーのチャウ・キョンさん。ひとくくりに「中国映画」といっても、3作品の背景はさまざま。それぞれの作品がどのような環境のもとに作られ、また公開されているのか、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターがお話をうかがった。

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投稿者 FILMeX : 16:00

2008年11月24日
トークイベント「それぞれのシネマ 蔵原惟繕[ジャズ×映画]編」

milkoni_1.jpg 11月24日、丸の内カフェにてミュージシャンの小西康陽さんと映画評論家のミルクマン斎藤さんによるトークイベント「それぞれのシネマ 蔵原惟繕[ジャズ×映画]編」が開かれた。ジャズはもちろん映画音楽にも造詣が深いお二人。特集上映されている蔵原監督作品について、自身の思い出など絡めながらたっぷりと語った。あいにくの空模様にもかかわらず、多くの映画ファンが足を運び、会場は、雨空を吹き飛ばすかのような盛り上がりをみせた。

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投稿者 FILMeX : 22:00

『ノン子36歳(家事手伝い)』Q&A

noncoqa_1.jpg 11月24日、コンペティション作品である『ノン子36歳(家事手伝い)』が有楽町朝日ホールにて上映された。上映終了後に熊切監督、出演の坂井真紀さん、星野源さんを迎えてQ&Aが行われた。30代半ばにしてバツイチ、出戻り、家事手伝いのダメ女をリアルにそして暖かく描くこの作品は、しばしば笑いが起きる和やかな上映となった。Q&Aでは、ノン子のキャラクターに対する質問を中心に活発に質問が投げかけられていた。

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投稿者 FILMeX : 21:30

『ノン子36歳(家事手伝い)』舞台挨拶

nonco_stage_1.jpg 11月24日、コンペティション作品である『ノン子36歳(家事手伝い)』が有楽町朝日ホールにて上映された。上映に先がけて、熊切和嘉監督、出演者の坂井真紀さん、星野源さんによる舞台挨拶が行われた。林 加奈子東京フィルメックスディレクター司会のもと、熊切監督と出演者との楽しく温かい撮影エピソードが披露された。

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投稿者 FILMeX : 19:30

『完美生活』Q&A

kambi_1.jpg 11月24日、有楽町朝日ホールにて、香港のエミリー・タン監督の2作目である『完美生活』が上映された。上映後にはQ&Aが行われ、タン監督と本作のプロデューサーでタン監督の夫でもあるチャウ・キョンさんが登壇した。初めて来た東京にとても感激しているというタン監督は「雨の中、そして娯楽映画ではないアートフィルムに、こんなに多くの人が来場してくれて、とても感激しています」と満面の笑みで感謝の言葉を述べた。

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投稿者 FILMeX : 18:30

トークイベント「坂井真紀の魅力を語る」

maki_1.jpg 11月24日、『ノン子36歳(家事手伝い)』の上映に先駆け、有楽町朝日ホール11階スクエアにおいてトークイベントが行われた。会場には溢れんばかりの人が訪れ、熊切和嘉監督と主演の坂井真紀さんが語るお互いの魅力や、映画制作における秘話などに耳を傾けた。途中、客席に潜んでいた特別招待作品監督から質問が飛んだり、熊切監督と坂井さんにゆかりのあるスペシャルゲストが登場したりと思いがけない出来事の連続に観客は大いに沸いた。

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投稿者 FILMeX : 18:20

『いつか分かるだろう』Q&A

sanselme_1.jpg 東京フィルメックスでは既にお馴染みとなったアモス・ギタイ監督の最新作『いつか分かるだろう』が24日、特別招待作品として有楽町朝日ホールで上映された。同作は、たった20年ほど前まで、フランスでは語ることすらタブーとされていた第二次世界大戦中のユダヤ人問題に焦点を当てている。昨年上映の『撤退』に引き続き、今年もゲストとして脚本を手掛けたマリ=ジョゼ・サンセルムさんが会場に駆けつけ、上映後のQ&Aで観客からの熱のこもった質問に答えた。

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投稿者 FILMeX : 15:30

2008年11月23日
『サバイバル・ソング』Q&A

ss_1.jpg 11月23日、有楽町朝日ホールにて、中国・黒龍江省の猟師たちを追ったドキュメンタリー『サバイバル・ソング』の上映後、ユー・グァンイー監督を迎えてQ&Aが行われた。 昨年の第8回東京フィルメックスでの『最後の木こりたち』に続いての上映となった本作だが、同じく2度目の来場となったユー監督は、昨年の緊張した面持ちとは打って変わって明るい表情で登壇した。今回はまるで親戚の家に来ているような気分でリラックスしている、と挨拶した。

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投稿者 FILMeX : 21:30

トークイベント「楽しき国際映画祭」

eigasai_1.jpg 11月23日、「楽しき国際映画祭」をテーマにトークイベントが有楽町朝日ホール11階スクエアで行われた。ゲストは、各国の国際映画祭の常連であり、これまで映画祭に200回以上参加した経歴をもつ、エリカ&ウルリッヒ・グレゴール夫妻と丹羽高史さん。林 加奈子東京フィルメックスディレクターが進行役となって、それぞれ豊富なご経験から、映画祭ファンには聴き逃せない貴重な話をたっぷりと語ってくれた。

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投稿者 FILMeX : 20:00

『PASSION』Q&A

passionqa_2.jpg 11月23日、コンペティションに出品の『PASSION』が有楽町朝日ホールにて上映された後、濱口竜介監督を迎えてQ&Aがおこなわれた。横浜を舞台に繰り広げられる『PASSION』は、30歳前後の男女による群像劇で、東京藝術大学大学院映像研究科で学んだ濱口監督が、大学院の修了作品として制作した映画である。

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投稿者 FILMeX : 19:00

『PASSION』舞台挨拶

passion_stage_2.jpg 11月23日、コンペティションに出品の『PASSION』が、有楽町朝日ホールにて上映された。上映の前に、濱口竜介監督と、出演者の占部房子さん、河井青葉さん、岡本竜汰さん、岡部尚さんによる舞台挨拶がおこなわれ、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターの司会のもと、濱口監督はこの映画への思いを、出演者の皆さんは撮影時に心に残ったエピソードを、それぞれ語った。

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投稿者 FILMeX : 17:30

トークイベント「『PASSION』を語る」(濱口竜介×黒沢清)

kurohama_4.jpg 濱口竜介監督の『PASSION』に関するトークイベントが有楽町朝日ホール(スクエア)で行われた。立ち見が出るほどの盛況で、その注目度の高さがうかがわれた。濱口監督は今春、東京藝術大学大学院を修了したばかりで、『PASSION』は修了制作となる。「本作を観て衝撃を受けた」という、指導教官だった黒沢清監督(東京藝大大学院教授)もゲストとして登壇し、濱口監督とともに大学院の授業内容や『PASSION』の制作について振り返った。上映前ということでストーリーの核心に踏み込むような話題は避けられたが、黒沢監督のリードで、これから観る人にとって理解が深まるような内容となり、会場は大いに盛り上がった。

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投稿者 FILMeX : 17:00

トークイベント「蔵原惟繕を語る」(『ある脅迫』上映後)

kurahara_1123_3.jpg 11月23日、東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールにて、蔵原惟繕監督の『ある脅迫』が上映された。上映後のトークイベントでは、“川瀬治”のペンネームで当時脚本家として本作品に関わり、1960年代に数多くの喜劇シリーズのメガホンをとった映画監督の、瀬川昌治さんが登壇。書籍編集者の高崎俊夫さんを聞き手に迎え、蔵原監督との思い出や、“東映ヌーベルバーグ”、当時の日活映画などについて語った。

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投稿者 FILMeX : 16:30

『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』舞台挨拶

wtsp1123_1.jpg 特別招待作品『ウェルカム・トゥ・サンパウロ』が上映された。この映画はサンパウロ国際映画祭が製作した、世界各国の監督によるオムニバス作品。ジャ・ジャンクー監督『河の上の愛情』、マノエル・デ・オリヴェイラ監督『可視から不可視へ』という2本の短編も併映された。上映前の舞台挨拶には、第9回東京フィルメックスの審査員である、サンパウロ映画祭代表のレオン・カーコフさん、オープニング作品『リーニャ・ヂ・パッシ』でウォルター・サレス監督と共同監督をつとめたダニエラ・トマス監督が登壇。お二人とも、それぞれオムニバスの一本を監督している。

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投稿者 FILMeX : 14:30

2008年11月22日
『リーニャ・ヂ・パッシ』Q&A

linha_1.jpg 第9回東京フィルメックス初日の11月22日、開会式に引き続いて行われたオープニング上映『リーニャ・ヂ・パッシ』、本作上映後、ウォルター・サレス監督と共同監督をつとめたダニエラ・トマス監督を迎えてQ&Aが行われた。本作はブラジル・サンパウロに生きるひとつの家族を描いたもので、4人のそれぞれ別の父親をもつ息子と、彼らを女手ひとつで育て、また新たにもう1人の子供をお腹に宿すシングルマザーが物語の中心となっている。

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投稿者 FILMeX : 21:00

開会式

op_3.jpg 第9回東京フィルメックスのオープニングセレモニーが、初日の11月22日に有楽町朝日ホールで行われた。「継続こそが力」という林 加奈子東京フィルメックスディレクターによる力強い開幕宣言に始まり、これまでフィルメックスをあたたかく見守ってきてくださった野上照代審査委員長ら、各国からの多彩な審査員を迎え、9回めを迎える同映画祭が開幕した。

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投稿者 FILMeX : 19:00

トークイベント「アンドラーデ監督の世界」

about_andrade_3.jpg 11月22日、特集上映が行われるジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督に関するトークイベントが、有楽町朝日ホールの11階スクエアで行われた。アンドラーデ監督の娘であるマリア・デ・アンドラーデさんと駐日ブラジル大使館公使のジョアォン・バチスタ・ラナリ・ボさんをゲストに迎え、作品の魅力やブラジル映画史における位置づけ、さらにイベント前に上映された『マクナイーマ』のQ&Aも含めた活発なトークが繰り広げられた。

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投稿者 FILMeX : 18:30

『マクナイーマ』舞台挨拶

macu_1.jpg 開催初日の11月22日、有楽町朝日ホールにて、ブラジルのジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ監督(1932-1988)の代表作『マクナイーマ』が上映された。日本人のブラジル移住100周年である今年は、日本ブラジル交流年。それを記念し、第9回東京フィルメックスではアンドラーデ監督の修復版プリント5作品が日本初上映される。特集上映前の舞台挨拶には、アンドラーデ監督の娘マリア・デ・アンドラーデさんと、駐日ブラジル大使館公使のジョアォン・バチスタ・ラナリ・ボさんのお二人がゲストとして登壇し、上映の喜びを語った。

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投稿者 FILMeX : 15:00

トークイベント「蔵原惟繕を語る」(『第三の死角』上映後)

kurahara_1122_1.jpg 第9回東京フィルメックスの「蔵原惟繕監督特集」は22日、組織の内外で暗躍する男たちのドラマを描いた社会派作品『第三の死角』で幕を開けた。上映後、蔵原監督の現場をよく知るスクリプターの白鳥あかねさんと、当時日活の企画部で数々の作品を生み出した黒須孝治さんがトークイベントに登場。蔵原監督の傑作誕生に立ち会ったお二人しか知り得ない監督の素顔や作品の背景について、興味深い当時のエピソードを交えながら語った。

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投稿者 FILMeX : 14:00

舞台挨拶「兄、蔵原惟繕の思い出」

koretsugu_3.jpg東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールで11月22日、蔵原惟繕監督特集のトップを飾る『第三の死角』が上映された。上映に先立って行われた舞台挨拶では、蔵原監督の弟で、やはり映画監督である蔵原惟二さんが登壇。映画祭初日の第一作目という心地良い緊張感が漂う会場で、兄・惟繕監督の思い出を語った。

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投稿者 FILMeX : 13:30

2008年11月19日
トークサロン「映画祭は映画のミライをアカルクする」

1119marucafe_1.jpg第9回東京フィルメックスの開催を目前に控えたプレ・イベントとして、「映画祭は映画のミライをアカルクする」と銘打ったトークサロンが、11月19日にMARUNOUCHI CAFEで開催された。ゲストは、俳優でショートショートフィルムフェスティバル(以下、SSFF)の代表も務める別所哲也さん。林 加奈子東京フィルメックスディレクターとともに、それぞれが主宰する映画祭の裏側や「映画の未来」に関するお話が繰り広げられた。

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投稿者 FILMeX : 22:47

2008年11月07日
濱口竜介監督監督インタビュー(後編)

passion_1.jpg第9回東京フィルメックスコンペティション部門で『PASSION』が上映される濱口竜介監督へのインタビュー、後半では、出品作について語っていただいた。

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投稿者 FILMeX : 20:07


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