2010年11月バックナンバー
TOKYO FILMeX ( 2010年11月30日 16:00)
<1/18更新> New!
11/27 <マスタークラス>講師:黒沢清・篠崎誠
<12/14更新>
11/28 『詩』(仮題)舞台挨拶・Q&A
11/28 ふゆの獣 受賞インタビュー
11/28 『幻の薔薇』Q&A
<11/30更新>
11/28 閉会式
11/28 『ゴーレム、さまよえる魂』Q&A
11/27 『エステル』舞台挨拶・Q&A
<11/28更新>
11/28 審査員会見
11/27 『冷たい熱帯魚』舞台挨拶・Q&A
11/27 『ふゆの獣』舞台挨拶・Q&A
11/26 『愛が訪れる時』舞台挨拶・Q&A
11/26 『ハンター』Q&A
<11/27更新>
11/23 第4回「映画」の時間
<11/26更新>
11/25 『妖しき文豪怪談「鼻」「後の日」』Q&A
11/25 『独身男』Q&A
11/24 『妖しき文豪怪談「片腕」「葉桜と魔笛」』Q&A
<11/25更新>
11/24 『The Depths』Q&A
11/24 『夏のない年』Q&A
11/23 『ビー・デビル』Q&A
<11/24更新>
11/23 『トーマス、マオ』Q&A
11/23 字幕翻訳講座2<誰でもできる?字幕翻訳>
11/23 『トスカーナの贋作』Q&A
11/22 『アンチ・ガス・スキン』Q&A
<11/23更新>
11/23 『Peace』Q&A
11/22 トークイベント「渋谷実作品の魅力」
TOKYO FILMeX ( 2010年11月28日 19:00)
11月20日(土)から9日間にわたって開催された第11回東京フィルメックス。最終日の11月28日(日)夕刻、有楽町朝日ホールにて閉会式が行われ、観客賞、審査員特別賞(コダックVISIONアワード)、最優秀作品賞など各賞受賞者の表彰が行われた。受賞者たちのスピーチは、いずれも客席の共感を呼び、閉会式にふさわしい感動的なセレモニーとなった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月28日 17:10)
11月28日(日)、有楽町朝日ホールにて、第11回東京フィルメックスのクロージング作品『詩』(仮題)が上映された。本作は、2010年のカンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞した注目作。監督は『オアシス』(02)、『シークレット・サンシャイン』(07)などで世界中の注目を集めるイ・チャンドン。閉会式の興奮冷めやらぬ中、舞台挨拶およびQ&Aに登壇したイ監督は、一つ一つの質問に丁寧に応じてくれた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月28日 14:00)
11月28日、有楽町朝日ホールにて、特集上映「アモス・ギタイ監督特集~越えて行く映画」より『ゴーレム、さまよえる魂』の上映が行われた。ギタイ監督による亡命三部作の第3作目に当たる同作。上映に先立ち、観客が作品をよりよく理解できるようにとQ&Aで通訳を務める藤原敏史さんが登壇、監督からのメッセージを代読した。「キリスト教の旧約聖書に基づいた神話的な物語」と映画の原点を説明した上で、「この歴史的なテクストを、現代的な異なった文脈に置きかえたらどうなるのかを描いた作品」であると述べた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月28日 14:00)
第11回東京フィルメックスが11月28日閉幕し、コンペティションの最優秀作品賞に内田伸輝監督の『ふゆの獣』が選ばれた。受賞の知らせに「とにかくすごく驚いた」という内田監督。まだ驚きと興奮冷めやらず、という内田監督と出演者の加藤めぐみさん、佐藤博行さんに受賞の率直な感想と、今の気持ちをうかがった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月28日 12:50)
11月28日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品としてアモス・ギタイ監督の『幻の薔薇』が上映された。イスラエルを代表するギタイ監督は、新作が完成するたび東京フィルメックスで上映される常連の監督。今年も昨年に引き続き最新作を携え来場された。フランスの映画監督や文学との関係性について、多くの熱心な質問が寄せられたQ&Aとなった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月28日 12:30)
11月28日午後、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、審査員会見が行われた。ウルリッヒ・グレゴールさん審査委員長、アピチャッポン・ウィーラセタクン監督、ニン・イン監督、白鳥あかねさん、リー・チョクトーさんの審査員一同が出席し、第11回東京フィルメックス・コンペティションの受賞結果の発表が行われた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月27日 22:00)
11月27日(土)有楽町朝日ホールにてアモス・ギタイ監督の長編劇映画第一作『エステル』(1985年)の上映が行われた。東京日仏学院、アテネ・フランセ文化センターとの共催プログラム「アモス・ギタイ 越えて行く映画」の特集中、第一弾の上映となった今回の上映。ギタイ監督を迎え、舞台挨拶とQ&Aが行われた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月27日 19:00)
11月27日(土)、有楽町朝日ホール(スクエアA)にて開催されていた<Next Masters Tokyo 2010>の最終回(マスタークラス第5回)は、黒沢清監督(『トウキョウソナタ』)と篠崎誠監督(『東京島』)をゲストに迎え、「どのように映画を撮ればいいのか」と題したトークが繰り広げられた。まず、黒沢監督が「映画をどのように撮るかは、全く自由です」と結論づけたうえで、実際にどのようなことを考えながら制作するのか、両監督の具体的な方法についてプロセスごとに伺うことができた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月27日 18:30)
11月27日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『冷たい熱帯魚』が上映され、園子温監督を始め、出演者の方々も参加して舞台挨拶および上映後のQ&Aが行なわれた。本作は、第9回東京フィルメックスでアニエスベー・アワード(観客賞)を受賞し、翌年の日本映画界の話題をさらった『愛のむきだし』の園子温監督最新作。期待度の高さから多数の観客が詰めかけ、Q&Aでは客席から次々と質問が飛んだ。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月27日 15:00)
有楽町朝日ホールで11月27日、コンペティション部門の出品作、内田伸輝監督の『ふゆの獣』が上映された。上映に先立って行われた舞台挨拶、上映後のQ&Aに内田監督とキャストの加藤めぐみさん、佐藤博行さん、高木公介さん、前川桃子さんが登壇。作品上映の喜びと感謝の言葉を述べた監督に続き、高木さんが手作りの"『ふゆの獣』Tシャツ"をアピールして会場を湧かせるなど、監督、キャストの作品への熱い想いとチームワークの良さが観客席まで伝わるステージとなった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月26日 22:30)
第11回東京フィルメックスも後半となった26日(金)、コンペティション作品『愛が訪れる時』が上映された。上映後にはチャン・ツォーチ監督と主要キャストを迎えてのO&Aが開催された。『最愛の夏』(99)、『お父さん、元気?』(09)など常に家族の問題をテーマとしてきたチャン監督の最新作は、台北を舞台に大家族の複雑な人間関係の中で周囲との軋轢に悩みながら生きるヒロインを力強く描いている。本作は、先日発表された台湾のアカデミー賞と言われる第47回台湾金馬奨でグランプリに輝いた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月26日 19:00)
11月26日有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『ハンター』が上映された。上映後、ラフィ・ピッツ監督がQ&Aに登壇。今作はピッツ監督の長編劇映画第4作で、監督自ら主演も務めている。監督のイランの芸術作品に対する多大な敬意をうかがえるQ&Aとなった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月25日 22:30)
11月25日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『妖しき文豪怪談「鼻」「後の日」』の上映が行われた。「後の日」は加瀬亮さん演じる作家とその妻のもとに、ある日、死んだはずの子どもが帰ってくるという物語。室生犀星の短編小説の映像化で、不思議な子どもと過ごす夫婦の静かな日常を描く。上映後、是枝裕和監督と、妻のとみ子役を演じた中村ゆりさんによるQ&Aが行われた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月25日 19:00)
11月25日、有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『独身男』が上映された。上映後、中国のハオ・ジェ監督と、女優のイェランさん、プロデューサーのケビン・クーさんがQ&Aに登壇した。今作がデビュー作となるハオ監督はまだ20代。黒のスーツに身を包み初々しさを漂わせていた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月24日 22:00)
11月24日、有楽町朝日シネマにて『妖しき文豪怪談「片腕」「葉桜と魔笛」』(NHK BS hiで放映された作品の劇場用再編集版)上映後、「葉桜と魔笛」の塚本晋也監督、主演の河井青葉さんと徳永えりさんをお招きしてQ&Aが行われた。
冒頭、機材トラブルによりプログラム前半の落合正幸監督作品「片腕」の上映が中断されたことについて主催者からお詫びがあり、その後、予定より遅い時間のスタートとなったが、会場でお待ちくださった観客の皆さんの温かい拍手に迎えられて、3人のゲストの方々が舞台に登場された。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月24日 19:00)
11月24日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品『The Depths』が上映された。上映前の舞台挨拶と上映後のQAに、ゲストとして出演俳優の石田法嗣さんと村上淳さん、濱口竜介監督が登壇した。QAでは、濱口監督が韓国出身の主演俳優キム・ミンジュンさんの魅力について熱く語る場面もあり、ワールド・プレミア上映に駆けつけた多くのファンを大いに魅了した。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月24日 16:00)
11月24日、有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『夏のない年』が上映された。上映後、タン・チュイムイ監督と、サウンドプロデューサーを務めたピート・テオさんがQ&Aに登壇した。テオさんは21日の上映後のQ&Aに引き続き2回目の登壇となる。マレーシア映画に対する熱心な観客からの質問が複数寄せられた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月23日 22:00)
11月23日(祝)、有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『ビー・デビル』が上映された。上映前の舞台挨拶で、チャン・チョルス監督はジョークを交えた流暢な日本語で挨拶をしたあと、「残忍なシーンがあるけれど、目を背けず最後までしっかり観てください」とコメント。上映終了後のQ&Aには、チャン監督とともに、出演女優のキム・ギョンエさんとプロデューサーのハン・マンテグさんが登壇した。制作の動機やキャスティングについて、多くの質問が客席から寄せられた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月23日 20:00)
11月23日、有楽町朝日ホール11階スクエアにおいて、「字幕翻訳講座2<誰でもできる?字幕翻訳>」と題したトークショーが開催された。好評だった昨年に引き続き、第2回目の今年、ゲストは字幕翻訳者で映画翻訳家協会会長も務められている太田直子さん。太田さんは字幕翻訳歴25年、手掛けた作品は1000本以上のベテラン。字幕翻訳作業の裏側や苦労話などについて語っていただいた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月23日 19:00)
11月23日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品としてアッバス・キアロスタミ監督の『トスカーナの贋作』の上映が行われた。主演のジュリエット・ビノシュが今年のカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した話題の作品、またイランの巨匠キアロスタミ監督が来場されることもあって多くの観客が詰めかけた。ユーモアを交えたキアロスタミ監督の言動に時折笑いが起こりながらも、巨匠らしい深い内容のコメントを伺えたQ&Aとなった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月23日 15:30)
11月23日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『Peace』の上映が行われた。『選挙』(07)『精神』(08)に続く想田和弘監督の第三作は、岡山で福祉に携わる柏木寿夫・廣子夫妻と、一人で暮らす91歳の橋本至郎さんの日常を中心としたドキュメンタリー。上映終了後、監督が登壇し、観客とのQ&Aを行った。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月23日 15:30)
第11回東京フィルメックス4日目となった23日(火)に、子供たち向けワークショップ「「映画」の時間」を開催した。「映画の未来へ」を掲げる東京フィルメックスでは、過去3回子供たちの手による短編映画製作のワークショップを実施。第4回目となる今回は、「映画をみる」・「映画を知る」をテーマに、より映画を楽しむためのヒントを体感してもらうプログラムとなった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月23日 13:00)
有楽町朝日ホールで11月23日、コンペティション出品作である中国のチュウ・ウェン監督『トーマス、マオ』が上映された。英語しか話さないトーマスと中国語しか話さないマオ。言葉が通じない2人の男のちぐはぐなやり取りが笑いを誘う、ユーモラス、かつ幻想的な作品。長編3作目にして初の特殊撮影技術にも挑んだ監督に、観客からはストーリーの着想や製作の裏側などに関する熱心な質問が相次いだ。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月22日 22:00)
11月22日、有楽町朝日ホールにて、韓国の"恐るべき子供たち"キム兄弟による最新作『アンチ・ガス・スキン』が上映された。その後、壇上にキム・ソン監督をお招きしてQ&Aが行われ、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門でも上映されたこの作品に、会場からいくつもの質問が寄せられた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月22日 17:00)
11月22日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「渋谷実作品の魅力」と題したトークイベントが開催された。ゲストは、第11回東京フィルメックスの審査委員長を務めるウルリッヒ・グレゴールさん、夫人のエリカ・グレゴールさん、アミール・ナデリ監督。特集上映「ゴールデン・クラシック1950」の中で8本が上映される渋谷作品。1950年代の松竹黄金期を支えた巨匠でありながら再評価の機会の少なかった渋谷監督の魅力を、古今東西の映画に精通する3名に語っていただいた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月21日 18:30)
開催2日目となった11月21日。有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『夏のない年』が上映された。上映後、サウンドプロデューサーを務めたピート・テオさんがQ&Aに登場。作品参加の経緯からマレーシア映画の将来まで幅広い内容となった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月21日 16:00)
11月21日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品としてジャコ・ヴァン・ドルマル監督の『ミスター・ノーバディ』が上映された。『トト・ザ・ヒーロー』、『八日目』に続く待望の3作目。上映終了後、Q&Aに登場したヴァン・ドルマル監督は日本語で「どうもありがとう」と挨拶した。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月21日 07:24)
ジャ・ジャンクー監督『海上伝奇』にまつわるデータを掲載します。
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TOKYO FILMeX ( 2010年11月20日 18:30)
第11回東京フィルメックスの開会式を迎えた11月20日、セレモニーに引き続きオープニング作品『ブンミおじさんの森』が上映された。上映後にはアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が登壇し、Q&Aを行った。「今作は生まれ育ったタイ東北部への愛に満ちており、色々な思い出がつまっている」という監督。子ども時代からの映画との関わりについて、また、今作を考える上でキーワードとなる「トランスフォーメーション(変身-変容)」の捉え方について、大いに語ってくれた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月20日 16:00)
東京国際フォーラムで11月20日、第11回東京フィルメックスの開会式が行われた。大きなホールでの開催となったが、開会宣言に登壇した林 加奈子東京フィルメックスディレクターを、満場の観客からの大きな拍手が包んだ。「ようこそ。熱いお客様がいらしてこそ、映画の未来は続きます」と冒頭で語りかけた林ディレクター。その言葉どおり、セレモニーと、続くオープニング作品上映は、観客のみならず、映画に関わる者すべての情熱を感じさせる内容となった。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月20日 13:30)
11月20日、東京フィルメックス開催初日、東劇では「ゴールデン・クラシック 1950」の第一部「松竹黄金期の三大巨匠」が幕を開けた。1950年代の小津安二郎監督、木下惠介監督、渋谷実監督の名作を集め、特に今年没後30年を迎えた渋谷監督に焦点を当てる。初日、『正義派』(1957年)の上映前に、生前の渋谷監督とも交流のあった映画評論家の佐藤忠男さんにご登壇いただき、知られざる渋谷監督の魅力についてたっぷりと語っていただいた。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月17日 22:30)
11月17日、東京・丸の内カフェにて「丸カフェ・シネマ塾」の第3弾「フィルメックスが待ち遠しい!Part2」が開催された。映画祭直前のカウントダウン企画として毎週水曜3回にわたって行われたイベントもいよいよ最終回。今回は東京フィルメックスとは浅からぬ縁をお持ちの行定勲監督をゲストに迎え、世界の映画祭や今回の見どころなど、聞き手の市山尚三東京フィルメックス プログラム・ディレクターがたっぷりと伺った。
TOKYO FILMeX ( 2010年11月10日 22:30)
いよいよ今月20日に開幕を控えた第11回東京フィルメックス。東京・丸の内で開催されている丸カフェシネマ塾の第二回は「フィルメックスが待ち遠しい! Vol.1」と題し、アミール・ナデリ監督と俳優の西島秀俊さんのお二人を迎えて開催された。
5月より日本で撮影が行われた、最新作「CUT」(原題)制作のきっかけとなったフィルメックスでの出会いや、映画祭の魅力を語り、笑顔の絶えない和やかな雰囲気のイベントとなった。
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