2011年11月バックナンバー
TOKYO FILMeX ( 2011年11月27日 22:00)
11月27日、第12回東京フィルメックスが閉幕し、チベットを舞台に人々の姿を描いた『オールド・ドッグ』が最優秀作品賞に輝いた。受賞会見後、ペマツェテン監督が、受賞の喜びを語ってくれた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月27日 19:30)
11月19日に開幕し、27日に最終日を迎えた第12回東京フィルメックス。有楽町朝日ホールにて閉会式が行われ、観客賞、審査員特別賞コダック VISION アワード、最優秀作品賞など各賞受賞者が発表された。審査員および受賞者のコメントやスピーチは、映画への熱き想いにあふれ、多くの観客の共感を呼び、会場は熱気に包まれた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月27日 18:00)
11月27日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『RIVER』が上映され、廣木隆一監督と主演の蓮佛美沙子さん、主題歌「Moon River」を歌うJAZZシンガーのmegさんが舞台挨拶に登場した。本作品は、恋人を秋葉原で起きた殺傷事件で失ったヒロインが、人々との出会いの中で自分の生きる道を見つけてゆくプロセスを感動的に描いている。上映後には質疑応答の時間が設けられた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月27日 15:00)
11月27日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、第12回東京フィルメックスの審査員会見が開かれ、観客賞をのぞく各賞の発表が行われた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月26日 23:30)
11月26日、TOHOシネマズ日劇にて『あまり期待するな』が上映された。ニコラス・レイ監督の生誕百年を機に製作された作品で、『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』と併せて上映されるかたちとなった。未発表のメイキング映像やスタッフ・キャストの証言を駆使して、当時謎に包まれていた、『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』の製作の経緯を明らかにするとともに、ハリウッドの異端児として傑作を残した監督の人となりを伝えてくれるドキュメンタリーである。上映後、ニコラス・レイ監督の晩年の企画に深く関わった夫人のスーザン・レイ監督を迎え、Q&Aが行われた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月26日 21:30)
11月26日、有楽町朝日ホールにて、ニコラス・レイ監督の『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』の上映が行われた。2011年はレイ監督の生誕100年にあたり、本作がデジタル復元され、今年のヴェネチア国際映画祭でワールド・プレミア上映された。日本で未公開であったその作品がいち早く上映されるとあって、心待ちにしていたファンや映画関係者から質問とともに感謝、感激の声が相次いだ。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月26日 18:30)
11月26日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品として塚本晋也監督の『KOTOKO』の日本初上映が行われた。2011年のヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で最優秀作品賞を受賞したこの作品の上映に先立ち、製作・脚本・撮影・編集も手がけた塚本監督と主演のCoccoさんによる舞台挨拶が、また上映後には監督とのQ&Aも行われた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月26日 15:00)
有楽町朝日ホールで11月26日、第12回東京フィルメックスの特別招待作品『我が道を語る』が上映され、終映後に同作のプロデューサーも務めたジャ・ジャンクー監督によるQ&Aが行われた。ジャ監督と将来を期待される若手監督6名が、各界で活躍する12名の成功への軌跡をインタビュー形式で紡いでいくオムニバス・ドキュメンタリーの本作。その製作にこめた思いと、ドキュメンタリーとフィクションの境界などについて、自身の考えを語った。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月26日 14:00)
第12回東京フィルメックスの8日目となる26日、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「イラン映画作家の現状」と題したトークイベントが開催され、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターが、イラン国内で映画作家たちの活動に制限が加えられている現状について解説した。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月25日 22:00)
11月25日、有楽町朝日ホールにて『東京プレイボーイクラブ』が上映され、奥田庸介監督と出演の大森南朋さん、臼田あさ美さん、淵上泰史さんが舞台挨拶に登場した。本作品は、自主映画『青春墓場』シリーズで高い評価を受けた奥田監督による本格的な商業映画デビュー作となる。上映後には質疑応答の時間が設けられ、撮影時のエピソードやハプニングが披露された。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月25日 19:00)
11月25日(金)、有楽町朝日ホール11階スクエアにて、「字幕翻訳講座3 <字幕翻訳家になれる人、なれない人>」と題したトークショーが開催された。一昨年、昨年と好評で第3回目を迎えた今年のゲストは、映画評論家であり字幕翻訳者でもある齋藤敦子さん。映画界で30年のキャリアを持つ齋藤さんに、字幕翻訳者になれるかどうかの分かれ目はどこにあるのかを探ってもらった。司会は、中国語通訳であり字幕翻訳者の樋口裕子さん。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月25日 18:30)
11月25日(金)東銀座・東劇にて、「相米慎二のすべて〜1980-200全作品上映〜」の最後を飾る作品『風花』(01)が上映された。相米作品の助監督を長年つとめた映画監督の榎戸耕史さんに「相米に最後に演出してもらった俳優さんです」と紹介され、浅野忠信さんが登壇。相米監督との思い出の数々を語ってくれた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月25日 18:30)
11月25日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『無人地帯』が上映された。この作品は3月の原発事故後の福島、警戒区域に指定される直前の原発20km圏内で撮影されたドキュメンタリー。上映後、藤原敏史監督によるQ&Aが行われた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月25日 18:00)
映画分野における若手人材育成事業「タレント・キャンパス・トーキョー2011」(11月21日~11月26日)。このプログラムは世界的に実績のあるベルリン・タレント・キャンパスと提携した企画で、日本を含めた東アジア、東南アジアの映画監督及びプロデューサーを目指す学生が多く参加。11月25日には是枝裕和監督を迎えてのレクチャーが行われた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月25日 13:30)
東銀座・東劇にて開催された「相米慎二のすべて〜1980-200全作品上映〜」。最終日の11月25日、『東京上空いらっしゃいませ』(90)の上映が行われ、終了後、笑福亭鶴瓶さんを迎え、トークイベントが開催された。このイベントで初めて相米作品に出演し、その後、遺作『風花』まですべての作品に出演した鶴瓶さん。聞き手を置かず、独演会さながらに、相米監督への限りない思慕をにじませながら生前のエピソードを語ってくれた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月24日 22:00)
11月24日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『ニーチェの馬』が上映された。今年のベルリン国際映画祭で審査員特別賞に輝いた傑作は、満員の観客を圧倒。上映後にはタル・ベーラ監督が、壇上には上がらず、舞台の下で立ったまま観客とのQ&Aに応じた。林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターに観客への一言を求められると監督は、「この醜い白黒の、退屈な、ゆっくりとした..."何か"を観てくださってどうもありがとう」と静かな口調で語り、早速タル・ベーラ・ワールドに会場を引き込んだ。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月24日 18:30)
第12回東京フィルメックスの特集上映として東銀座・東劇で、「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」と題し、没後10年を迎えた相米慎二監督の全13作品上映が行なわれている。11月24日には1985年の『雪の断章-情熱-』を上映。終了後には本作のプロデューサーだった伊地智啓さん、美術を担当した小川富美夫さんによるトークショーが開催された。聞き手は、助監督として数々の相米作品を支えてきた榎戸耕史監督。相米作品の製作過程を間近で体験したゲストの話に、観客は熱心に耳を傾けていた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月24日 18:00)
11月24日(木)、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『独り者の山』が上映され、上映後にユー・グァンイー監督とのQ&Aが行われた。本作は、ユー監督のドキュメンタリー「故郷3部作」の3作目。東京フィルメックスでの上映は『最後の木こりたち』(第8回)『サバイバル・ソング』(第9回、両作ともに審査員特別賞を受賞)に続いて3回目となるユー監督は、客席に向けて感謝の言葉を述べた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月24日 16:00)
第12回東京フィルメックスの特集上映として東銀座・東劇で、「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」と題し、没後10年を迎えた相米慎二監督の全13作品上映が行なわれている。残り2日となった11月24日には『光る女』(87)を上映。終了後には主演を務めたプロレスラーの武藤敬司さん、作曲家の三枝成彰さんによるトークショーが開催された。市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターを聞き手に、相米監督との思い出を語っていただいた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月24日 15:30)
11月24日、有楽町朝日スクエアBにて「ニコラス・レイを語る」と題したトークイベントが行われ、ニコラス・レイ監督夫人であるスーザン・レイさんがゲストとして登壇した。スーザンさんはニコラス・レイ財団の代表として、幻の映画となっていた『ウィ・キャント・ゴー・ホーム・アゲイン』の修復を手掛け、作品の完成と発表に尽力。35年という歳月をかけた修復は困難や挫折を伴ったが、そこにはニコラスとの不思議な体験もあったと語る。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月23日 22:00)
11月23日、有楽町朝日ホールにて、特別招待作品としてアミール・ナデリ監督の『CUT』の上映が行われた。この作品は、2005年の第6回東京フィルメックスで審査員を務めた西島秀俊さんと、来場していたアミール・ナデリ監督が出会い制作されたもので、まさに東京フィルメックスがあったからこそ実現した作品と言えるだろう。12月の劇場公開に先駆けて、この日がジャパンプレミア。主演の二人と監督が揃って登壇するとあって、観客はもとより多くの報道陣が詰めかけ、注目度の高さが伺えた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月23日 18:30)
第12回東京フィルメックスの特集上映として開催中の「相米慎二のすべて~1980-2001全作品上映~」。11月23日は、1999年のベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞した『あ、春』(1998)を上映。終了後には、公私ともに監督と交流のあった主演の佐藤浩市さんをゲストに、トークショーが行われた。司会は、当時相米組の助監督をつとめていた映画監督の榎戸耕史さん。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月23日 18:00)
11月23日有楽町朝日ホールにて、長編としては2年ぶりの新作となる豊田利晃監督の『モンスターズクラブ』が、第12回東京フィルメックスの特別招待作品として上映された。上映後、監督を迎えてQ&Aの時間が設けられた。豊田監督の作品が上映されるのは、『青い春』(02)、『蘇りの血』(09)に続いて3回目となる。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月23日 15:30)
第12回東京フィルメックスの特集上映として開催中の「相米慎二のすべて~1980-2001全作品上映~」。5日目となる11月23日は祝日ということもあってか、会場の東銀座・東劇は様々な年齢層の相米ファンで熱気にあふれていた。上映されたのは名優三國連太郎が出演した『夏の庭 The Friends』(94)。死について興味を抱いた3人の少年が、近所に住む風変わりな三國扮する老人の死に際を見ようと家を見張り、ふとしたことから交流が始まり、老人の人生と対面することになるというストーリー。
上映後には、相米監督の初期作品『ションベン・ライダー』(83)などで現場を共にした女優の河合美智子さんを迎えて、当時助監督をつとめていた榎戸耕史さんと、相米組の撮影秘話や、監督のプライベートを語る運びとなった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月23日 15:00)
第12回東京フィルメックスのコンペティション作品『ミスター・ツリー』が11月23日(祝・水)、有楽町朝日ホールにて上映され、ハン・ジェ監督が登壇してQ&Aを行った。冒頭「日本に来るたび、学ぶことがたくさんあります」と述べ、来日の喜びを示してくれたハン監督。2006年に長編1作目『ワイルドサイドを歩け』を出品して以来5年ぶりとなるフィルメックスで、客席からの質問に答えて新作映画に込めた思いなどを語った。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月22日 22:00)
11月22日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『ムサン日記~白い犬』が上映された。製作・脚本・主演と合わせて4役を務めたパク・ジョンボム監督、出演者のカン・ウンジンさん、ジン・ヨンソクさん、ソ・ジンウォンさんの4名が上映前の舞台挨拶に登場。韓国での脱北者の生活を描きブサン国際映画祭グランプリなどに輝いた本作には大きな注目が集まった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月22日 18:00)
11月22日(火)、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『豊山犬(原題)』が上映された。終映後に登場したチョン・ジェホン監督は、席を埋めた多くの観客から大きな拍手で迎えられ、寄せられた質問に丁寧に応じてくれた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月22日 18:00)
第12回東京フィルメックスの特集上映として東銀座・東劇で、「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」と題し、没後10年を迎えた相米慎二監督の全13作品上映が行なわれている。11月22日には1985年の『ラブホテル』を上映。終了後には主演俳優の寺田農さんによるトークショーが開催された。聞き手は、助監督として数々の相米作品を支えてきた榎戸耕史監督。相米作品の常連だった寺田さんが披露した相米監督の人柄を知るエピソードの数々は、客席を大いに沸かせた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月22日 16:00)
第12回東京フィルメックスの特集上映として開催中の「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」。連日大盛況となっている会場の東銀座・東劇にて、11月22日には『ションベン・ライダー』(83)が上映された。目の前で誘拐されたクラスのいじめっ子の奪回を図る少年少女たちを描いたロードムービー。上映後、主人公ジョジョを演じた永瀬正敏さんを迎えて、トークショーが開催された。司会は長年相米作品で助監督を務めてきた映画監督の榎戸耕史さん。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月21日 21:30)
11月21日夕、有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『オールド・ドッグ』(中国)の上映が行われた。上映後、ペマツェテン監督とプロデューサーのサンジェジャンツォさんが登壇。今回が二度目の来日というペマツェテン監督は、サンジェジャンツォさんとともに、客席を埋めた日本の観客に感謝を述べた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月21日 18:30)
11月21日(月)、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『フライング・フィッシュ』が上映された。上映後にサンジーワ・プシュパクマーラ監督が登壇し、Q&Aが行われた。スリランカ内戦の時代を背景に、人々の苦しみを描いたプシュパクマーラ監督のデビュー作。監督は「皆さん、こんなにも暗い気持ちになる映画を観ていただいてありがとうございました」と挨拶した。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月21日 18:00)
11月21日、東銀座・東劇で開催中の「相米慎二のすべて~1980-2001 全作品上映~」にて、『セーラー服と機関銃』(81) が上映された。上映後にはトークイベントが行われ、本作品で助監督デビューをしたという黒沢清監督がゲストとして登壇した。司会は長年相米作品で助監督を務めてきた映画監督の榎戸耕史さん。というわけで、"助監督対談"となった今回のトークイベントは、当時の撮影秘話で大いに盛り上がった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月21日 16:00)
第12回東京フィルメックスの特集上映として東銀座・東劇にて開催中の「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」、11月21日には相米慎二監督のデビュー作『翔んだカップル』(1980)の上映が行われた。上映後のトークには主演を務めた鶴見辰吾さんが登場。司会は長年助監督を務めてきた映画監督の榎戸耕史さん。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月20日 21:30)
11月20日(日)、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『カウントダウン』が上映された。上映後のQ&Aにはホ・ジョンホ監督が登場し、観客から大きな拍手で迎えられた。本作がデビュー作となるホ監督は、冒頭で「この作品を撮る前は、こうして東京で上映されるとは思っていませんでした。皆さんにお会いできて嬉しく思います」と挨拶した。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月20日 18:00)
第12回東京フィルメックスの特集上映として東銀座・東劇で、「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」と題し、没後10年を迎えた相米慎二監督の全13作品上映が行なわれている。11月20日には女優・田畑智子さんのデビュー作となった1993年の『お引越し』を上映。終了後、小学生らしい生き生きとした演技で初主演を飾った田畑さんのトークショーが行われ、市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクターを聞き手に、撮影当時の思い出話などを語っていただいた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月20日 15:30)
11月20日、東銀座・東劇では「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」の2日目を迎え、『台風クラブ』(85) が上映された。上映後に、この作品で無責任な中学教師役を演じ新境地を開いた俳優の三浦友和さんを招き、トークイベントが行われた。司会は昨日に引き続き、長年相米作品で助監督を務めた映画監督の榎戸耕史さん。作品の興奮冷めやらぬ中で榎戸さんより「生徒たちからある種の信頼と反発を受ける教師の梅宮役を演じた」と紹介を受け、大きな拍手に迎えられて三浦さんが登場した。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月20日 12:30)
11月20日、東銀座・東劇にて、「限定!川島パラダイス♪」の第2弾トークイベントが、『とんかつ大将』(1952)上映後、ゲストに崔洋一監督を迎えて行われた。司会は市山尚三東京フィルメックスプログラム・ディレクター。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 23:30)
第12回東京フィルメックス初日の11月19日(土)、TOHOシネマズ 日劇にて、特別招待作品『人山人海』がレイトショー上映され、終映後のQ&Aにツァイ・シャンジュン監督が登場した。この日はあいにくの悪天候で、冒頭「雨の中をお越し下さりありがとうございます」と挨拶を述べたツァイ監督。深夜にもかかわらず熱心に耳を傾ける観客との間で、内容の濃いやり取りが交わされた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 22:00)
11月19日、TOHOシネマズ 有楽座にて、開会式に引き続きオープニング作品としてキム・ギドク監督の『アリラン』の上映が行われた。前作『悲夢』(2009)以来映画界から姿を消していた韓国の鬼才キム監督が、3年の沈黙を破って発表されたこの作品。今年のカンヌ国際映画祭で「ある視点」部門最優秀作品賞を受賞した話題作とあって、会場は超満員となった。作品中と同じ髪型の監督が姿を現すと、待ちわびた観客から大きな拍手が沸き起こった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 20:00)
11月19日、TOHOシネマズ 有楽座にて、第12回東京フィルメックスの開会式が行われた。林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターが登壇し開幕を宣言すると、会場は大きな拍手に包まれた。今年、震災という大きな出来事があった日本。「地球の上で様々な事件が起こっています。こんな時でも、こんな時だからこそ、映画を観て考え続けようと思います。今年のフィルメックスは、今を生きる私たちがもっと強く生きるために必要な映画が揃いました」と、日本の国際映画祭としての決意を力強く表明した。引き続き上映するオープニング作品『アリラン』について「巨匠キム・ギドク監督の"挑戦"を、皆様どうぞお楽しみください」と、林ディレクターは挨拶を締めくくった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 19:00)
11月19日、東銀座・東劇で今年没後10年となる相米監督の13作品を網羅した「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」が開幕。オープニングを飾る『魚影の群れ』(83)上映後、トークイベントが行われた。ゲストに俳優の伊武雅刀さん、そして中盤から飛び入りで撮影の長沼六男さんを迎え、長年、相米作品で助監督を務めた映画監督の榎戸耕史さんが司会にあたった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 13:00)
11月19日、第12回東京フィルメックス開催初日、東劇では川島雄三監督特集上映『限定!川島パラダイス♪』 が幕を開けた。 上映された『洲崎パラダイス 赤信号』(56)は、歓楽街"洲崎パラダイス"に流れ着いた男女の離れるに離れられない関係が、歓楽街へ出入りする人物たちとの関わりの中で詩情豊かに描かれている。上映後には俳優の寺島進さんを迎え、林 加奈子東京フィルメックスディレクターとのトークショーが行われ、川島作品の魅力について語られた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月12日 21:30)
11月11日、12日と二日間にわたってオーディトリウム渋谷で開催された「ビバ!ナデリ」。アミール・ナデリ監督の最新作『CUT』の第12回東京フィルメックスでの上映を記念して、『べガス』(2008)『サウンド・バリア』(2005)の2作品が上映された。12日夕、『べガス』の上映後に黒沢清監督を招き、ナデリ作品の魅力を語るトークイベントが開催された。
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