TOKYO FILMeX ( 2012年11月29日 22:00)
11月29日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『おだやかな日常』が上映され、上映前の舞台挨拶には、内田伸輝監督をはじめ、プロデューサー兼主演を務めた杉野希妃さん、出演者の篠原友希子さん・山本剛史さん・渡辺杏実さんが登壇した。本作は、『ふゆの獣』で2010年東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞した内田監督の待望の新作。ジャパンプレミアとなった会場には、内田作品の熱心なファンの姿も見られ、壇上の内田監督や出演陣に熱い視線が注がれた。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月28日 17:00)
11月28日、有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『514号室』が上映され、シャロン・バルズィヴ監督が上映後のQ&Aに登壇した。バルズィヴ監督は、イスラエルで俳優、脚本家、コピーライター、そして政治の世界など様々な経歴を経て、本作で監督デビューした。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月27日 22:00)
11月27日、有楽町朝日ホールにて、コンペティション作品『あたしは世界なんかじゃないから』が上映された。上映前に舞台挨拶が行われ、高橋泉監督をはじめ、出演者の廣末哲万さん、新恵みどりさん、並木愛枝さん、高根沢光さん、結さん、カラトユカリさん、磯部泰宏さん、中村倫子さんの総勢9名が登壇した。高橋監督と廣末さん、新恵さん、並木さんは、東京フィルメックスでは第8回で『むすんでひらいて』(2007)が上映されて以来の登場。今作も出演者は、監督と廣末さんが立ち上げた映像ユニット「群青いろ」のメンバーが中心。心待ちにしていた観客から盛大な拍手と歓声があがった。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月27日 18:00)
11月27日(火)、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『エピローグ』が上映され、終映後のQ&Aにアミール・マノール監督が登壇した。長編デビュー作となる本作は、イスラエル建国に携わった世代が感じている無力感と絶望を描いた作品。マノール監督は、「60年前にすべてを捧げて新しい国を作り上げた人々が、今は社会から尊厳を奪われて生きている」と述べ、人々の価値観が変わってしまったというイスラエルの現状に触れながら、熱心に観客の質問に答えた。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月26日 22:00)
11月26日、有楽町朝日ホールにて特別招待作品『メコンホテル』が上映された。上映後にはアピチャッポン・ウィーラセタクン監督が登壇し、Q&Aを行った。本作品が友人たちとの親密な関係性の中で完成したことに触れ、「この作品で再び東京フィルメックスに戻ることができたことは、大きな喜びです。今日の会場は、まるで家族の集まりのよう」と挨拶した。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月26日 19:00)
11月26日、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『グレープ・キャンディ』が上映され、キム・ヒジョン監督と俳優のチェ・ウォニョンさんが上映前の舞台挨拶および上映後のQ&Aに登壇した。本作は、少女時代に受けた心の傷を乗り越えようとする2人の女性の葛藤を描いた作品。
舞台挨拶では、まずチェさんが「この作品には美しい女優たちが出演しているのに、私がこの場に来ることになり申し訳なく思っていますが、作品を通して皆さんとお会いすることができて嬉しいです」と挨拶。続いて、第8回東京フィルメックスでデビュー作『13歳、スア』(07)が上映されて以来5年ぶりというキム監督は、「東京フィルメックスは世界で一番良い映画祭です」と挨拶。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月25日 22:30)
2012年は、イスラエルと日本が外交関係を樹立して60周年。この記念すべき年に、イスラエル映画史上に残る傑作から、厳選されたクラシック4作品が特集上映される。そして11月25日、『アバンチ・ポポロ』の上映に先立って、イスラエル大使館のニル・タークさんと今年度の審査員でもある批評家のダン・ファイナウさんによる舞台挨拶が有楽町朝日ホールにて行われた。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月25日 18:00)
第13回東京フィルメックス3日目の11月25日(日)、有楽町朝日ホールにてコンペティション部門の『愛の身替わり』が上映され、終映後のQ&Aにエミリー・タン監督が登壇した。『完美生活』(08)が上映された第9回に続き、東京フィルメックスへの参加は2回目となるタン監督。「私が一番好きな映画祭。今回もコンペティション作品に選んでくださり、ありがとうございます」と挨拶した。
この日並んで登壇したのは、本作のプロデューサーであり、監督の夫でもあるチャウ・キョンさん。これまで『世界』、『長江哀歌(エレジー)』(第7回東京フィルメックスで上映)など一連のジャ・ジャンクー監督作品をプロデュースしてきたチャウさんもまた、「東京フィルメックスはずっと私たちの作品を応援してくださっています。ここに来ると、家に帰ってきたような気持ちになります」と喜びを語った。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月25日 16:00)
11月25日、有楽町朝日ホールにてコンペティション作品『ティエダンのラブソング』が上映され、上映後のQ&Aにはハオ・ジェ監督と主演のイエ・ランさんが登壇した。
第11回東京フィルメックスで『独身男』が審査員特別賞を受賞したハオ監督は「日本に再び来ることができ、また皆さんとお会いできて本当に嬉しい」と挨拶。また『独身男』に続き出演したイエさんも「こんなに沢山の方が、作品を観に来て下さって嬉しいです」と笑顔を見せた。
TOKYO FILMeX ( 2012年11月25日 14:00)
東銀座・東劇で開催されている「木下惠介生誕100年祭」。11月25日には『死闘の伝説』(1963)が上映され、上映後のトークイベントに崔洋一監督が登場。
物語の中心となるのは、北海道の農村に暮らす都会からの疎開者一家。一家の娘(岩下志麻)が村で絶対的な権力を握る地主の息子(菅原文太)との縁談を断ったことから、次第に村人に追いつめられていく。閉鎖的な村の社会構造と戦争末期の世相が絡み合い、悲劇的な事件へと突き進む様を緊張感あふれる演出によって描き出している。
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