TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 20:00)
11月19日、TOHOシネマズ 有楽座にて、第12回東京フィルメックスの開会式が行われた。林 加奈子東京フィルメックス・ディレクターが登壇し開幕を宣言すると、会場は大きな拍手に包まれた。今年、震災という大きな出来事があった日本。「地球の上で様々な事件が起こっています。こんな時でも、こんな時だからこそ、映画を観て考え続けようと思います。今年のフィルメックスは、今を生きる私たちがもっと強く生きるために必要な映画が揃いました」と、日本の国際映画祭としての決意を力強く表明した。引き続き上映するオープニング作品『アリラン』について「巨匠キム・ギドク監督の"挑戦"を、皆様どうぞお楽しみください」と、林ディレクターは挨拶を締めくくった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 19:00)
11月19日、東銀座・東劇で今年没後10年となる相米監督の13作品を網羅した「相米慎二のすべて〜1980-2001 全作品上映〜」が開幕。オープニングを飾る『魚影の群れ』(83)上映後、トークイベントが行われた。ゲストに俳優の伊武雅刀さん、そして中盤から飛び入りで撮影の長沼六男さんを迎え、長年、相米作品で助監督を務めた映画監督の榎戸耕史さんが司会にあたった。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月19日 13:00)
11月19日、第12回東京フィルメックス開催初日、東劇では川島雄三監督特集上映『限定!川島パラダイス♪』 が幕を開けた。 上映された『洲崎パラダイス 赤信号』(56)は、歓楽街"洲崎パラダイス"に流れ着いた男女の離れるに離れられない関係が、歓楽街へ出入りする人物たちとの関わりの中で詩情豊かに描かれている。上映後には俳優の寺島進さんを迎え、林 加奈子東京フィルメックスディレクターとのトークショーが行われ、川島作品の魅力について語られた。
TOKYO FILMeX ( 2011年11月12日 21:30)
11月11日、12日と二日間にわたってオーディトリウム渋谷で開催された「ビバ!ナデリ」。アミール・ナデリ監督の最新作『CUT』の第12回東京フィルメックスでの上映を記念して、『べガス』(2008)『サウンド・バリア』(2005)の2作品が上映された。12日夕、『べガス』の上映後に黒沢清監督を招き、ナデリ作品の魅力を語るトークイベントが開催された。
TOKYO FILMeX ( 2011年9月15日 20:32)
9月15日、東京・渋谷の映画美学校にて、第12回東京フィルメックスのラインアップ発表が行われた。会見の席には林 加奈子東京フィルメックスディレクター、市山尚三プログラム・ディレクターが登壇。林ディレクターがまず発表したのは<世界×日本×未来=つなげる国際映画祭>というメッセージ。「「つながる」ではなく「つなげる」という意志をこめた表現とした」と述べ、「映画の未来」への確固とした思いを示した。
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